24日? え、来週じゃないの?
残念、4月は31日がないんです。ということでオトナミニ四駆の次の日が月例の耐久レース。新橋のテーブルトップコースをみたときも固まりましたが、耐久レースが明日だと知ったときの衝撃といったら。
そんなダメダメな私なので、準備はもっとダメダメ。マシンの製作どころかメンテすらできていない状態でのぞむことに。
今回の戦略はブッチギリのラップタイムで周回数を稼ぐ作戦。ということでMSシャーシにハイパーダッシュPROモーター、つまり前回の後半のマシンを投入です。今回はスラスト角を入れ、ブレーキを強化、リアウィング装備してコースアウトを防ぐ方向のセッティングに。
念のため前回の前半用マシン、スーパー2シャーシ+トルクモーターマシンもフロントウィング装備で用意。さてどうなることやら。
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事前の練習走行では「ぴりっ」としません。せっかくのスピードマシンがブレーキ効果が大きすぎてタイムが刻めず、S2シャーシ+トルクと同等。これでは打倒できません。
その原因はなにかと探ったのですが、ギアから奇妙な音が。もしかしてと思ってギアカバーを外して関たーギアをみると、なにやら形がおかしい。そうです、ギアの山がなくなっているんです!
フロントのカウンターギアの山はほぼなく、例えるなら富士山級(3776m)だったものが、高尾山級(599m)に。え、わかりにくい? リアのカウンターギアもところどころが欠けていて、これがギアからの異音の原因でした。急遽中古のカウンターギアに交換。
さらにブレーキのゴム、リアウィングを外し、スラスト角も抜いて対応。タイムは速くなったもののコースアウトしやすくもなりました。
それでも勝負をかけるしかない、とハイパーダッシュモーターのMSシャーシで挑んだ前半15分。
本番ではギリギリまで充電した電池を使うってのをすっかり忘れてました。フルパワーのネオチャンプではものすごい勢いでジャンプ、ジャンプ、ジャンプ!
まったくもってコースにおさまる気配がありません。う、こりゃ失敗した。
開始5分で今度はリアタイヤが吹っ飛んで行きました。そうだ、このマシン貫通シャフトじゃなかったんだ。
ピットに戻り、補修です。本当は予備マシンに交換したいところでしたがレース中のマシン交換はレギュレーション上不可。予備MSマシンからフロントユニット、リアユニット、ギア、モーターを交換。つまりセンターユニット以外は全とっかえです。ギア比が3.5:1になったのでモーターはトルクに変更。
このロスタイムで周回数は130周しか刻めませんでした。あまりに慌てていたので動画撮影も一切なし。
後半はS2シャーシ+トルクでどこまでいけるか挑戦。スラスト角を抜き、フロントウィングで対応したものの、やはり多少コースアウトをしてロス。ジャンプ姿勢がやたらリア下がりになっているのがコースアウトの原因のよう。結局170周と伸び悩んで沈没しました。
トップはなんと総合400周オーバー、ぶっちぎりの2連勝です。おそるべしZさん。
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さて個人戦のあとは3チームに分かれての団体戦
今回は爆シードモーター支給、各チーム1台は爆シードモーター装着での参加という特別レギュレーション。私がスーパー2シャーシに装着して参加することに。
真鍮ピニオンがカウンターギア等をいためるため、このピニオンは抜いて樹脂ピニオンに変更します。
ピニオンリムーバーをかりましたが、あまりに固くてリムーバーが曲がっちゃうほど。って、実はこれホイールリムーバーでしたね。
▼EE3249-2 えのもとサーキット E ENOMOTO ホイルプーラー【レッド】超大径使用可能
別のピニオンリムーバーをお借りして外しました。ピニオンギヤプーラーという商品名です。
▼EE3249-1 えのもとサーキット E ENOMOTO ピニオンギャプーラー【レッド】
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チーム戦は1チーム4名、20分で行われます。
我がチームはいきなりスタートできないという大チョンボで数周のハンデを背負いましたが、ラップタイムは好調、追い上げて僅差での接戦。まさに1周差を争う、気を抜けないレース展開に。
5分を目安に選手交代、そして数周差で爆シードモーター装着最終走者にバトンタッチ。私の出番です。
S2シャーシ+爆シードモーターの我が愛車はコースアウトすることもなく安定的に周回。スピードでは2位走行のMさんに負けていて追い上げられますが、コースアウトもありその差はなかなか縮まりません。数周差のままゴーーーール! やった、チーム戦は優勝です。
レース後に記念撮影。コースアウトしたり、ひっくりかえったりとまあ色々ありました、というのを表現しています。
来月の耐久レースはオープンクラスの他、爆シードモーター限定クラスも併催されるとのこと。これはまたマシンセッティングしないといけませんね。まずは開催日程を間違えないことでしょうか、話はそこからだ、です。
今回もえのもとさんをはじめ、スタッフの皆さんおつかれさまでした。暖かな一日でまさにミニ四駆日和でしたね。また来月よろしくお願いします。