がんばれ日本「東北地方太平洋沖地震チャリティ・ミニ四駆大会」耐久レース(2011年3月)参戦レポート

今回も先週のレースと同様、大震災の被災者へのチャリティレースとして開催されました。

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前回からタミヤ製電池限定となり2回目となる耐久レース。まだまだ「定番セッティング」が決まっておらず、各選手試行錯誤、創意工夫をしながらの挑戦です。

今回は15分 x 2本の合計周回数で競われます。前回は 10分 x 2本でしたので、合計30分電池がもつかどうかは未知の領域。今回約15名が参加して耐久レースが行われました。

私は前回のデータからさらなるラップタイムの向上を求め、ハイパーダッシュPRO、ローハイトタイヤで挑戦することに。
バックアップとして前回スーパー2クラスで3位入賞したマシンをナローホイールに変更して用意。

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(左:MS、HDP+ローハイトタイヤ、右:スーパー2、トルク+大径タイヤ)

練習走行でタイムをみてみるとブレーキの効き過ぎかハイパーダッシュPROのMSシャーシのタイムが奮いません。逆にスーパー2のマシンが前回よりもタイムアップして好調。色々MSシャーシの方をいじったものの原因不明。結局バックアップのスーパー2にリアアンダーガードを付けて1本目走ることにしました。

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さて15分耐久。スタートするとなかなかのラップタイムを刻むのですが、コースアウトしやすいことには変わりません。特に振動でリアウィングが外れるとてきめん。必ず次の周回でコースアウト。やっぱりウィングは重要です。もちろん重量もあるのですが、空中姿勢が乱れてコースアウトしやすいようです。

一方ライバルのほうはというと安定した走行と速いラップタイムで確実に周回数を重ねます。ラップタイムでは互角かかすかに勝っているのですが、とにかくコースアウト分で離されてしまいます。

15分経過しての周回は187周。トップの194周とは7周差の2位につけます。

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お昼休みは1時間。この間に逆転の秘策を考えます。後半も同じマシンでは7周を盛り返すことはなかなか難しいと判断。やはりハイパーダッシュPROマシンでのセッティングを詰めることに。ブレーキを見直し、スラスト角を調整。これらによりラップタイムがあがりS2マシンより速くなってきました。

ハイパーダッシュPROモーターは高熱となり、なおかつピニオンが抜けやすいのではないかという疑念から念のため新品のハイパーダッシュPROモーターと真鍮ピニオンを購入。アケポンで投入です。

室内コースではなんと1秒以上タイムアップ、これは間違いなくブッチギリ!

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さてドキドキしながら2本目スタート。速い、これは速い!

ピョーン!

あああ、やっぱりコースアウト。ジャンプが斜めに飛んでいるらしく、どうも着地が安定しません。ずっと気が抜けない状態が継続します。ライバルとは一進一退の攻防。抜いてもコースアウトしてまた2周差になり、また追い付いてはコースアウトしてということの繰り返し。


(不安定なジャンプ姿勢)

結局15分終わってみると、同周の193周でゴール。巻き返しはなりませんでしたが、ポテンシャルを感じました。ジャンプが不安定な原因ですがリアブレーキのゴムが片側だけ外れており、それにより斜めになってしまったようです。次回はブレーキとスラスト角をもう少し見直したいです。

他の組はさらにせめてきて、なんと202周、199周まで伸ばしてきました。しかしラッキーなことに総合で380周で2位入賞。前回の3位から一歩前進です。

ミニ四駆耐久レース2位なう。超えられない壁があるw

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耐久レース後はチーム戦。5名1チーム、 3チームでの戦い。レース時間は20分なので一人約4分の持ち時間でバトンタッチしていきます。耐久レース結果をもとに等しくチーム分けしていますのでその実力は拮抗。私、そして前回一緒に組んだMさんはチーム戦に弱いと定評があるのですが、今日は手堅く走行。ノートラブルで1周を争うデッドヒートを繰り広げます。

私は安全策でスーパー2にスラスト角を入れて走行。最終走者のMさんも速いラップタイムで逆転しトップに。そのまま優勝です。

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今回もえのもとさんをはじめオフィシャルの皆さん、参加者の皆さんおつかれさまでした。3月末ということで春かと思いきや気温はまだまだ寒く冷たいレースとなりましたが、走りはホット。色々な組み合わせ、色々な戦略を考えなければならない耐久レースは本当に面白いですね。また皆さん来月走りましょう。

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