ふと気付くと最近ルノーばかりに乗っていてS2000に乗っていなかったので、エンジンかけがてら軽くドライブへ。
2011年 S2000 メンテナンス予定 ([の] のまのしわざ)ルノー車の走り味、メガーヌR26.Rのソリッドかつ滑らかなコーナリングに衝撃をうけた今、S2000のセッティングを見直します。
具体的にはタイムを狙うSタイヤセッティングと決別し、山坂道、ワインディングをスムースに走れる足にしたいですね。さてどうなりますやら。
湖の周遊道路を走って改めてS2000のハンドリングチェック。ルノーを乗った後だと、色々な面が見えてきます。
バネレートが17/18kgと高く、ロールしないで曲がっていくセッティング。基本的なハンドリングはニュートラルで、タイヤのグリップで曲がるタイプ。ただハンドルを切り足していったとき、そしてアクセルを入れたときの動きがナチュラルじゃありません。
フロントはある舵角以上はすっぽ抜けるフィールがあるし、LSDが1wayなのでアクセルON時のプッシュアンダーも強く、舵角を入れたままアクセルONするとリアがグネグネとしながらスライド、巻きこむ挙動を示します。
サスペンションストロークが短いため、荒れた路面での乗り心地が悪いのは当然ですが、跳ねてしまってグリップを急に失うことも。簡単にいうと荒れたツギハギだらけのワインディングは走れたものではありません。
まあこれもすべてはサーキットでSタイヤのセッティングを煮詰めていった副作用。
ニュルブルクリンクをFF最速でかけぬけたメガーヌが、ハードとはいえしっとりとした足だったことを考えるとなんとかあのレベルに近づけたい!という欲がでてきます。だってあちらのタイヤは235/40R18にも関わらず、なんですから。
「そりゃ(S2000の)構造的に無理だよ」という意見も頂戴しています。特にリアサスのストロークのなさと、アッパーアームが短いことからストローク時のキャンバー変化が大きく難しいのでしょうけど、フィーリングは近づけたい!
なんだか色々考えるとノーマル、しかもType-Sが一番なような気もしますので、Type-Sを乗っている方は大切にしてあげてくださいw わたしは自分のS2000を大事にしよう。
にしても、やっぱメガーヌの2Lターボエンジンは別格だったなあ。あのアクセルぽん開けですぐさま戦闘態勢になるのはスゴイ。