MINIより小さい? MINIロケットマン(Rocketman)コンセプト

衝撃的です。あのMINIがさらに小さくなるなんて。

Car Watch MINIより小さいサブコンパクト「MINIロケットマン」コンセプト

ロケットマンは、現行MINIハッチバックよりひと回り小さい3419×1907×1398mm(全長×全幅×全高)の「サブコンパクト」カー。ちなみに現行MINIハッチバックのサイズは3470×1685×1430mm、クラシックMiniのサイズは3050×1410×1340mm。

 ボディーサイズは小さいが、スタイリングは、丸型2灯ヘッドライトと大径グリル、ラップアラウンドウインドーとその上に載ったルーフ、ボディー4隅に配置されたタイヤ、大型センターメーターなど、現行MINIの要素が盛り込まれている。

 ボディーをカーボンファイバーによるスペースフレームで構成することで軽量化を図り、フロントのグリルやフロントフェンダーとドアの間の外板、インテリアにカーボン素材を露出させて、スタイリング上のアクセントとしている。専用に開発された18インチホイールも軽量化されており、さらに空力的な処理がされている。ルーフは透明な素材にユニオンジャックのグラフィックを描いたもの。これらにより平均燃費は約33km/Lとしている。

 「3人+1人乗り」と称しており、通常は前に2人、助手席の後ろに1人の3人乗車を基本としつつ、短距離の移動なら運転席の後ろにも人を乗せることができるようになっている。なお運転席はシートのほかにインストゥルメントパネルも前後にスライドするようになっている。

 ドアはダブルヒンジジョイントを持ち、前方を支点に開くのではなく、横方向にスライドして開く。ドアにはサイドシルが一体化されており、ドアの開閉機構と合わせ、狭い場所でも乗り降りしやすいとしている。

 またリアゲートは上下分割式で、上半分は屋根を支点に上方に開く一般的なハッチだが、下半分は引き出しのように手前にスライドするようになっている。下半分は引き出したままロックすることができ、室内に収納できない長尺物などをここに立てて運ぶことができる。


コンセプトなのでまだ販売はまだ分かりませんけど、全長、全高を絞って幅広にしてカーボンを使って軽量化。しかも名前が「ロケットマン」。まさにぶっ飛びそうです。

丁度定員4人もいらないからもっと小さいの出してほしいなあと夢想していただけに、MINIにはやられまくりです。

MINI-Eで電気自動車の可能性も模索しつつ、ハイブリッドなどの複雑な機構を用いず軽量コンパクト化で燃費を稼ぐという柔軟な考え方にも感心。柔軟というか、シンプルというか、クラッシックというか。現代の既成概念にはとらわれてはいけないということですね。

いやはや、ほんとMINIはすごいです。