2ヶ月ぶりのミニ四駆、しかも大好きな耐久レース!
マンガン電池耐久レースは、マンガン電池3セット(6本)を15分x2回で使い周回数の合計を競うもの。電池は機器による加熱は禁止です。11月ともなるとかなり冷え込み、マンガン電池の扱いがシビアになってきます。なので手で温めたり、ポケットの中に入れたりと各自工夫してます。
今回は久々ということもあり、必勝体制としてマシンをさらに軽量化。もともとアルカリ電池用にとつけたリアウィングやフロントバンパーが不要なことに(前回)気付き、今回は撤去。前回ボディを電池キャッチを直付け、電池キャッチを外すとボディがとれる機構を採用しましたが、今回はポリカーボネートボディに変更。さらにフロントバンパーを軽量化し中央ニ点止めにしてスラスト角を抜くというセッティングに。
前回ゴリゴリになって失速して懲り懲りしたベアリング。今回は事前にベアリングを交換、軽く注油します。ところがここで事件発生。マイクロロンづけにしていたはずのベアリングから異臭、錆がういているのです!
色々と調査した結果、一緒につけていたフッ素コートスチールベアリングが原因のよう。フッ素がとけちまったんでしょうかね、おそるべしマイクロロン。
そこで泣きながら洗浄、WD-40で錆落とし。本番マシンには別のビンにつけていた新品ベアリングを使用、さらに勢いで他の放置していたベアリングを一挙に脱脂・洗浄していてマシン作りは一向に進まず。
さらにGT5を子供にデモ、楽しくBライセンス、Aライセンスをとっちゃったりなんかしちゃったりして。前日3時間しか寝てないというのに、これでは埒があきません。
気を取り直して急いでマシン作り。ようやく完成です。
予選レース1回目、最初コースアウトしたものの、その後はスムース。順調に周回をこなしていきます。15分の中盤、8分を過ぎたところで電池交換(1-2から3-4へ)。ここで予想外な展開が。2回連続でコースアウトするほどのスピードがありながら急激に失速。電池かマシンにトラブル発生か。仕方ないので最初使った電池に交換(3-4から1-2へ)。これがなかなかいいペース。3-4番電池は特に3番電池があったまてなく、どうも電気の流れが悪そう。
1-2を頑張ってつかってみたものの、やっぱり途中でガクンと失速。ここで再び3-4に交換して15分の最期まで走り切ります。周回数は145周。あとで中をみてみるとギアカバーがやっぱり浮いていました。
お昼休み中に
・失速の原因は3-4番電池がハズレ
・ギアカバーの浮き
と仮説をたてて、3-4番をあまり使わないこととギアカバーにネジをつけて浮き対策。
午後の予選2本目。5-6番電池でスタート。
ところがスピードが伸びません。ラップタイム自体が非常に遅い。新品なのでなぜ?マシントラブルか? 緊急ピットイン、ギアカバーの浮きを疑って内部チェック、ベアリングチェックをしても問題ありません。仕方ないので電池を交換、1-2番へ。こちらの方がまだ速いくらいですが当然ですがたれも速い。3-4番も投入すると、これはこれでソコソコ走ってくれますが、やっぱりタレてしまう。仕方ないので最後は5-6番を投入するのですが、まったくもってラップタイムは伸びません。そしてどんどんタレていくという悲惨な状況に。
結局133周という体たらく。
しかも今回困ったのが原因不明ということ。電池がハズレだったといえばそれまでかもしれませんが、もしかしたら接触不良など他の原因があるやもしれません。もう少し調査が必要です。
いずれにしてもギアカバーが浮いてしまうというのは問題なので、次回はネジ止め式の強化ギアカバーを使いたいとおもいます。また今回軽量化のためにフロントバンパーをカットしましたが、剛性不足で不安定な走りになってしまったので、普通のバンパーを後半使いました。バンパーカットの軽量化メリットはあまり見えませんでしたね。
子供のほうもホイールがとれてしまうトラブルで大ブレーキ。今回は親子ともども結果に恵まれませんでした。それでもレース観戦が楽しかったので非常に大満足。やっぱりミニ四駆は楽しいですね。
特に今回は小径タイヤ+レブチューンモーターという異色の組みあわせで2位入賞したマシンがあり、とても興味深かったです。定番セッティングに収斂したかのようにみえて、まだまだ未知なるセッティングがありそうです。
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