FISCOにサニーはよく似あいます、って今年本当に2010年?
航空自衛隊支援戦闘機F-2も支援。
ナイフエッジ(90度機体を傾けるアクロバット技)ですね。しかもローパスしたとのことで大盛り上がりだったでしょう。
JAFグランプリは約20年ぶりの復活。スプリントレースとして、GT300、GT500、フォーミュラニッポンを開催、しかも土曜、日曜日の2レース制。
通常SuperGTは GT300とGT500の混走ですが、今回は別々。しかも通常ローリングスタートのところをスタンディングスタート、F1と同じいわゆるヨーイドン方式。
しかもサポートレースとしてF3の下の格式のF4、さらにマイナーツーリング、そしてまるでフレッシュマンレースのような「レジェンドカップ」と盛りだくさん。ええ、盛りだくさんでそれぞれが面白くて大盛り上がりでした!
▼往年の名ドライバーが大人気ない走りを披露した「レジェンドカップ」:JAFグランプリ 富士スプリントカップ 2010 #jafgp ([の] のまのしわざ)
日曜日は大人げなさマックスだったようで、大混戦。クラッシュ3台、うち2台は全損という情報も。
JAF Grand Prix SUPER GT & Formula NIPPON FUJI SPRINT CUP 2010直前に行われたF4レースでクラッシュによる中断があったため、レース距離は当初の8周から6周に短縮。土曜日に行われた決勝レース1のレース結果からリバースグリッド(逆順)となり、No.17 鈴木恵一選手、No.36 舘信秀選手がフロントローからスタートする。
フロントローの2人がやや出遅れる中、No.12 高木虎之介選手がトップに立って1コーナーを目指した。各車一団となって1コーナーにアプローチしていくが、中段グループで接触のアクシデント。No.20 柳田春人選手とNo.6 黒澤琢弥選手、No.15 岡田秀樹選手の3人がコースアウトして早々に戦列を離れることになる。
これで高木選手は後続を大きく引き離し、独走状態を築く。そのレースリーダーより注目を浴びたのが2位争いだ。一時はバトルのトップに立ったNo.2 土屋圭市選手はあっさりとリース選手に先行を許す、昨日の決勝レース1では師匠のNo.100 高橋国光選手の後方で、追撃者からガードする役(?)だった土屋選手だったが、今日のレースではデビュー当時にトップドライバーだったリース選手をガードする格好。この2台に、ほぼ最後尾からスタートしたNo.16 影山正彦選手が近づいていき、中盤以降は3台による2位争いがヒートアップしていった。
ストレートではスリップを使い、コーナーではインを狙う。影山選手は、まるで若い頃に名を挙げたマイナーツーリングのレース展開を再現するかのように執拗にリース選手に猛チャージを掛ける。やがては後方から2台の争いを見守っていた土屋選手も、デビュー当時の富士フレッシュマンレースを彷彿させるようにドリフトの連続。レース終盤には3車が横一列になってコーナーにアプローチするシーンも繰り広げる。
こうして迎えたファイナルラップ。前の周には、2位争いの3車に10秒以上もの大差をつけて独走していた高木選手は、星野一義さんがチェッカーフラッグを持って待ち構えていたコントロールライン手前で、なんとスローダウン!! これで2位争いのグループが、そのままトップ争いに昇格し、なだれ込むようにコントロールラインを横切る。星野さんが振るチェッカーを、最初に受けたのは星野さんのライバルとしてバトルを何度もしたリース選手。続いて影山選手、土屋選手の順にチェッカーを受け、高木選手は4位でレースを終えた。
また、スタートではNo.36 舘信秀選手がジャンプスタート(フライング)で、ドライビングスルーペナルティを受けたり、元F1ドライバーである中嶋悟選手と鈴木亜久里選手が現役時代にはなかったような熱いバトルも見せた。さすが日本のレース界で名を成した面々だけに、勝負以外にも随所に見どころを提供。スタンドを埋めた多くのファンからは大きな歓声が寄せられていた。
もはやDVDで発売すべきレベルですね。車載カメラも搭載していたので、そのうちBest Motoringのような独り言満載の映像がでてくるんでしょうか、楽しみにしています。
GT300/GT500もスプリント、タイヤ交換・ドライバーチェンジなし。ガチンコのレースバトル。タイヤの消耗が激しく終盤にさしかかるとタイヤ交換するチームも。メーカーによるタイヤ特性の違いで序盤と優勢・劣勢が入れ替わるという面白さ。いつもよりもオーバーテイクが激しく、周回数が少ないもののとても楽しめました。
しかも通常は混走なのでだれがクラス1位か分かりにくいのですが、当然スッキリ。2レース制で土曜日だけで優勝が決まらないというのも面白いポイントです。
JAF Grand Prix SUPER GT & Formula NIPPON FUJI SPRINT CUP 2010 富士スプリントカップは土曜、日曜それぞれに決勝レースがあります。そこで、日曜のメインステージでは土曜の第1レースの優勝、表彰台に上がった選手たちを招いてトークショーを行いました。 まず、GT500クラスでは、第1レースで優勝したライアン選手と2、3位に入った塚越選手、クインタレッリ選手がステージに。 GT300クラスでは、第1レースで優勝、2、3位の平中選手、国本選手、藤井選手が登場した。 フォーミュラ・ニッポンでは、井出有治選手とフォーミュラ・ニッポンを運営するJRPの白井裕社長が登場。国内フォーミュラレースの最高峰フォーミュラ・ニッポンの魅力を紹介しました。
2ドライバー制なので土曜日走ったドライバーは日曜日暇なんですね。こういうトークショーに出てくるのも魅力です。
今回は土曜日しか見られませんでしたが、土曜日も全レースやってくれるのでレースの興奮は味わえますし、土日とおしてみれば楽しみは倍増。
ちょっと季節は悪いですけど、サーキット内にとどまってキャンプもできますので、防寒をキッチリして夜明かしするのもいいですね。
となると富士スピードウェイに求められるのはやっぱり敷地内の宿泊施設やお風呂場。温泉掘るべきですよね。ちなみに鈴鹿サーキットには温泉あります。
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これは来年にも大期待です。いやあレースって本当に楽しいですね!
【関連サイト】
・NISSAN MOTORSPORTS Blog
・Twitpic / NISSAN_MS