ホンダS2000が生産終了してから1年がたちましたが、マツダはまだまだロードスターを作っています。
そんなマツダ・ロードスターですが、次期モデルのスクープが雑誌に載っていました。
モーターマガジン社 コーポレイトサイト: ホリデーオート 2010年11月号【スクープイラストレーテッド】
答えはすでに明らかにされていた・・・
~次期マツダ・ロードスターの全貌
なんてことないスクープかと思いきや、よくよく読むとボディに秘密が。
ハイボーンXフレームに構造的に近い新しいボディ構造を採用。
S2000 1999.04新開発のハイXボーンフレーム構造は、フロアトンネルをメインフレームとして活用することに着目し、ボディ構造中立軸を高い位置に設定する新たな骨格構造です。フロアトンネル上部に閉じた強固な断面を持たせた上で、前後のサイドメンバーの高さまで引き上げ、これを水平につなぐX型の新構造をとりました。
これにより、クローズドボディ同様の、全長にわたりほぼ一定の高さのボディ構造中立軸を確保。補強ではなく、骨格構造によって剛性を高められることから、クローズドボディ同等の重量効率でクローズドボディ同等以上の剛性と衝突安全性を確保しました。
エンジンとミッションは思いっきりキャビンよりに寄せて車室内に食い込む形。これによりフロントアクスルより後ろ側にエンジンが収まる形に。
さらにラジエータも後ろにずらして低くマウント。エンジン直前、ちょうどフロントアクスル上に配置。エアクリーナーボックスはこのラジエータの上に配置されています。
後部についても徹底しており、メインサイレンサーをリアアクスルの内側に配置し、重量物を完全にホイールベース内に収めています。
ボディ構造と配置を見る限りS2000によくにていて、さらに進化した感じがしましたよ。
最近公開された特許ではさらにエアコンユニットを左右独立、リアアクスル直前、ちょうど幌の下に配置するようになっていますが、これは次期ロードスターでは見送られる模様。
ボディの小型化と軽量素材の採用、全長3.6mで1000kgを切るといわれています。
搭載されるエンジンは4気筒1500cc SKY-Gエンジン。絶対パワーはないどころか、初代ロードスターよりも少ない排気量で、ブン回して使い切ろうというロードスタースピリッツを感じ取れますね。
デザインも最近のマツダデザインで、かなりよいものになりそう。もしS2000なみにしっかりしたボディで軽量コンパクトだときっと気持ちいい走りでしょうね。これは注目の1台ですね。ホンダもうかうかしてられませんよ。