今度タミヤからコンペティションパックと呼ばれる、レース向けコミコミセットが発売されます。そこで、一足早くレース向けセットを独断でセレクト、オススメしたいと思います。
ちなみに以下のセットはトルクモーター使用、フラットコースでオールマイティに安定して走れるものです。ミニ四駆は「コレ」というキマリはないので、参考程度にぜひどうぞ。
・T94740 タミヤ ミニ四駆限定 サンダーショットMk.II クリヤースペシャル(ポリカボディ)
★ミニ四駆PROの中で人気の高いサンダーショットMk.IIのボディをポリカーボネート製としたスペシャルバージョンです。 ★軽く強度の高いポリカボディの採用により軽量化を実現。 ★MSシャーシはN-02、軽量センターシャーシ、T-01で構成。 ★シルバーカラーの大径ナローホイールにブラックのハードバレルタイヤをセット。このキットをチョイスした理由は、軽量ボディ(ポリカボディ)、軽量センターシャーシ、ABS強化前後パーツ、大径バレルタイヤ採用などオトクなキットだから。キットはお好みでどうぞ。
・超速ギア(3.5:1)
T15349 タミヤ グレードアップパーツ ミニ四駆PRO MSシャーシ用 超速ギヤセット
MSシャーシは両軸モーターで前後にモーターピンが出ているタイプ。そのピニオンギアに組み合わされるのがカウンターギア。大径タイヤ採用モデルはだいたい4:1のハイスピードギア採用ですが、オプションで 3.5:1のさらに速い「超速ギア」がありますのでこれをオススメ。
・ギアベアリング
T15347 タミヤ グレードアップパーツ ミニ四駆PRO MSシャーシ用ギヤベアリングセット
次にその超速ギアはプラスティックにシャフトで軸を受けますが、このプラスティックをベアリングにし、さらにシャフトは精度のよいものになるのがこのギアベアリングセット。軸受けにはきちんとグリスを塗りましょう。
・軸受ベアリング
T15111 タミヤ グレードアップパーツ 丸穴ボールベアリング4個セット
緑のカウンターギアからピンクのドリブンギアに伝達され、シャフトを駆動しますがその軸受が標準ではハトメ。これをベアリングに変えます。6角穴やさらに精度の高いベアリングもありますが、まずは汎用性の高い丸穴ベアリングで。
・モーター
T15346 タミヤ グレードアップパーツ トルクチューンモーターPRO
トルクチューンモーターPROは燃費がよく、トルクとパワーが両立しています。マンガン電池からアルカリ、ニッカド、エネループとすべての電池の性能をうまく発揮できるので、汎用性が高いですね。
さてこれからがとても大切なローラーセッティング。
・フロントベアリングローラー 9mm
T15344 タミヤ グレードアップパーツ ローラー用9mm ボールベアリング
フロントには食い付きのいい、9mmのベアリングを使用します。
・リアベアリングローラー 19mm
T15251 タミヤ グレードアップパーツ 19mmプラリング付 アルミベアリングローラー 2セット
逆にリアは受けて流す、抵抗が非常に少ない19mmプラリング付ベアリングを使用します。上下左右につけて4つ使用するので、2セット必要です。
・フロントFRPプレート
T94764 タミヤ ミニ四駆限定 FRPワイドプレートセット(ナチュラル)
レギュレーション一杯の幅になる、ワイドプレートをフロントに装着します。後述のマルチワイドステーでもかまいませんが、2枚独立しているとそれぞれでスラスト角の調整ができるので便利です。スラスト角の調整が不要というのであれば、後述のマルチワイドステーが装着が簡単です。
・リアFRPプレート
T94757 タミヤ ミニ四駆限定 FRPマルチワイドステー(ナチュラル)(ミニ四駆限定)
リアバンパーに装着します。
・ビスセット
フロント用、他:T94307 タミヤ ミニ四駆限定 ステンレス製強化ビスセット A(再販)
リア用:T15407 タミヤ グレードアップパーツ ビスセットD (40mmステンレスビス)
それぞれベアリングローラーを装着するためのビスとして使用します。フロントは20~30mmくらい、リアは30mm~40mmくらいで調整しています。
・スタビボール
T15386 タミヤ グレードアップパーツ ボールスタビキャップ(ブライト)
ビスの先がそのままだと危険なので、必ずスタビポールを装着しましょう。またフロントの場合、スタビライザーとして機能します。
合計 6,384円です。改めてみると、結構な金額ですね。
なおテーブルトップとよばれるジャンプがあるコースだと上記セッティングでは確実に飛びます。理由はスピードが速すぎることや、上下の抑えがきかないため。ジャンプのあるコースにはそれに合わせたセッティングが必要です。一番いいのはそこのコースをうまく攻略しているマシンをみせてもらうこと。あとは自分の工夫とアイディア、そして美的センスでぜひオリジナルマシンを組み上げて下さい!
え、意外と遅いって?
マシンはただ組めばいいってものではなく、ベアリングの脱脂・注油をしたり、端子を磨いたり、それぞれ「組みの差」がでてきてしまいますので、こちらも試行錯誤、先輩たちと情報交換してください。ここも面白いところで、同じパーツをつかっても、全然速さが違います。一緒に頑張りましょう! その先は深遠なる改造の世界が待ってます。やっぱりミニ四駆は奥深い・・・
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行く場所ないなあ、という方はぜひ中央線・京王線 高尾駅ちかくのえのもとサーキットさんへどうぞ!