ラブプラスの熱海進出で各メディアも「ラブプラス」に進出です。まずは週刊新潮から。
「ゲーム内恋人」と温泉一泊
「チェリーボーイ」一体何が楽しいか!
ちぇ、チェリーボーイって死語じゃなかったのかというところにまず驚愕w
そして写真、左上に注目。
この写真、どこかで見覚えが。
大野屋のラウンジで寧々さんとお茶している写真を撮影している私じゃあーりませんか!なんて。
ちゃんと週刊新潮さんに声をかけていただいて、撮影していただいたものです。掲載ありがとうございます。
もっとも、妻子ある身なのでチェリーボーイというのもいささか気がひけるのですが。そういえば昔Bバージンという漫画があったような。
それはともかく、週刊新潮さんの記事はなかなかよくまとまっています。ラブプラスを知らない読者層のためにラブプラスのゲームの解説、今回の熱海ラブプラス現象(祭り)の趣旨や様子を紹介。
恋愛シミュレーションゲームに興じるうち、夢うつつの垣根を飛び越えてしまった人たちが、いま静岡県熱海市を目指している。いずれも携帯ゲーム機片手に画面の恋人と温泉旅行を満喫中。さらには「透明人間」同伴のバスツアーまで用意されているというのだ。(週刊新潮 7月29日号 p.52)
ただし多少視点が偏っていることと、この現象を「危ない」として憂慮するくだりも。
(中略)としながら、一抹の不安を禁じえないという。今回のようなバスツアーは、普通に考えればメディアの取材を受けるなど、好奇の目にさらされるのは確実。それでも参加するのであれば、いわゆる「世間の声」というのが彼らにとってもはやリアルでないということでしょう。現実との接点を模索するのではなく、バーチャルの世界に没頭してしまっているわけで、その意味では引き籠りより危ないかもしれませんね」
法政大学社会学部の稲増龍夫教授(メディア文化論)
(週刊新潮 7月29日号 p.54)
私は見てないのですが、TV番組バンキシャでも取り上げられたそうですが、その内容がかなりひどかったと漏れ伝わってきます。簡単にいえば「オタクきもい」という論調だったとか。
とはいえメディアがこれを普通にとりあげるわけもなく、そういう意味では想定の範囲内といったところでしょう。
そもそもオタクが理解不能な不気味な存在として扱われるのは通例で、いまでこそ一般的になって普通にとりあげられる「ガンダム」だって30年前は「なに、その子供向けロボットTV漫画。中学生にもなってTV漫画みてるなんて馬鹿じゃないの」というのが普通でした。ですから「オタクじゃないの?」と疑われないように007ばりにカモフラージュしたものです。
本来「おたく」は蔑称であった ([の] のまのしわざ)昨今は「オタク」という言葉が一般化され、「○○オタク」となれば「○○に詳しい人、専門家」みたいないいイメージもついて回っています。そのため「オタク」と呼ばれてもあまり気にしないというか、言われてもダメージはありません。
しかし「おたく」という言葉は本来「蔑称」であり、アニメを趣味とする人たちにとって「おたく」と呼ばれることはとても恥ずかしいことだったのです。
逆にいえばこれはチャンス。メディアがとりあげたことで「ラブプラス」というものが世間に認知され、広まっていきます。ある意味一般化する登竜門といっていいでしょう。
30年後、だれもかれもが熱海やらどこやら目指しているのかも知れませんよ。日本における「普通」というのは「大多数」というのとほぼ同義ですからね、多様性(diversity)がない単一民族、単一文化においてメジャーになれることは全国を制することができます。恋愛ゲームがマンガ、アニメと並ぶ日本文化となります。
そして次は世界制覇です。konamiの野望は続く・・・?w
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