あれから15年余。
昔運転の練習を兼ねてロングドライブによく利用した「クリスタルライン」。その道程にあるのが山梨県牧丘町柳平、山間からパッと開けた高原でキャンプ場や牧場がありました。その余りもの「気」の変化に心を奪われて気にいった場所です。
その後訪れる機会もなく、Google Earthができてみてみるとダム建設が進んでおり随分と驚いたものです。そして今日、ちょうどお祭りがあるということで行ってみました。
山梨県/ようこそ琴川ダムへ多目的ダムとしては日本一標高の高い位置(標高1,464m)にある琴川ダム「乙女湖」で開催されるイベントです。
* 催しについて
湖畔の会場では、市民吹奏楽団の演奏に耳を澄ませながら、山菜の天ぷらや、うどんを食べることができます。
乙女高原では、一面に咲き乱れるレンゲツツジを観賞でき、優雅な休日を過ごせます。
人数限定ですが、モーターボート乗船体験(小学生に限る)や琴川ダム施設見学もできます!
道は記憶をたどりながらアプローチ。林道から入るのは同じですが、ダム建設に対応して道が随分と広くよくなっています。途中ドリフト族出没の跡も。
山を越えて柳平にいってみるとやはり昔の高原の約半分が水没、湖となっていました。
お祭り会場にいってみると、想像していたのと違ってかなり小規模。
この地域の僻地性など考えると十分賑わっているようです。ダムができたからといって即観光地になれるわけでもなく、道が広くなったとはいえ秘境には変わりませんので。
ちょうどお昼の時間だったので早速昼食。フランクフルトに、うどん、山菜てんぷらに焼き鳥をいただきました。山菜てんぷらは近くでとれた山菜を使っているとのことで、これがパリパリ新鮮でうまかったです。
ダムといえば、ダム見学。見学ができるということで早速申し込んでいってきましたよ。
普段は入れないダム最下部、中にも入りました。
中の気温は8度、湿度90%以上。半袖で入って余りの寒さに凍えましたw
琴川ダムは標高約1500m、多目的ダムとしては日本最高標高に位置します。冬の最低気温は約-15度。ダム建設中は-20度以下と測定限界を超えたそうです。
ゲートレス(仕切り版がない)で満水位になると自然に放水される仕組みです。これとは別に発電用に取水、放流をしています。
このダムの特長の一つに、地域に開かれたダムということがあります。オレンジ色の網場より外側は自由に市民が使っていいということで、ボート遊びなどOK。遊歩道も整備されて、散歩も楽しいです。
ダムに注ぐ川は遊び場として整備されており、おたまじゃくしがたくさん泳いでました。
近くにはキャンプ場、廃校となった小学校があります。
山梨子ども風土記5:牧丘第一小学校柳平分校小学校の自慢(じまん)は?
校舎がペンションのようなつくりできれい。・まわりの景色が美しい
なんでもこの牧丘第一小学校柳平分校は日本一高い標高で「一番星に近い小学校」としても知られていました。
柳平分校 - 続・気ままに”ぱちり”正確には山梨市立牧丘第一小学校柳平分校
日本で一番星に近い(標高が高い位置にある)小学校です。
標高1,530m。
夏ここでキャンプしながら星を見ると美しいでしょうね。
いい気がでているので、ステイして堪能したいですね。まあいわばパワスポですよ。この土地の特に北の方からはいい気がでているんです、霊峰「金峰山」がありますし。
ということで次回はこの地域の紹介をしたいと思います。
【関連リンク】
山梨県/建設時の写真
柳平分校 - 続・気ままに”ぱちり”
全長68.1kmクリスタルラインへようこそ