今週は確定申告の準備で毎日徹夜、2週間前の耐久レースから1度もマシンメンテすることもなく土曜日がやってきました・・・
そしてその土曜日、えのもとサーキットへ行ってスピード用マシンをチェックするとどうにもこうにも遅いんです。以前9秒台を出してたのにもかかわらず、10.90秒前後と11秒切るのがやっと。子供マシンとバトルしても負けるし、これは前途多難です。
そして土曜日の夜、、、やっぱり確定申告の作業。なんとか夜半には終わり、確定申告が終わらなかったのでスピードレースを棄権、なんてことにはなりませんでした。というのも実は1年前、クローリングラジコンのレースにエントリーしていたのにもかかわらず確定申告の作業が朝5時までかかり棄権したということがあったからです。あれは悲しかった・・・
マシンは軸受けにオイルをさし、ターミナルは再度端子磨き程度のメンテ程度。
そしてレース当日。
前日に引き続いて、スピードが乗りません。やっぱり子供に負けている・・・なにが悲しいって自分が使った電池を子供に渡して走らせると、普通は電池が消耗しているからタイムが落ちるはずなのが、良いタイムがでるんですよ。つまり純粋にマシン性能が劣っているという状況。これは凹みます。
予選アタックは3回。まず子供が2回アタックします、、、2回目で17.07秒を記録。えーーっと、マジで負けてます。ジュニアクラスでも2位のタイム。1位のタイムは同じく親子で参加しているOさん。Oさんも親よりも子供の方が速いという、、、親父の悲哀を二人で背負いまくりです。
今日もダメかなあ、と悲しんでいても仕方ありません。色々な人のアドバイスをいただきながら、マシンを再セットアップ。フロントスタビを変更、リアローラーに40mmビスを使い幅を広く、タイヤを赤(ハード?)バレルタイヤから黒バレルタイヤに変更。
さらに充電器のACコードを忘れていたため、普通の充電器を使っていたのを、ACコードをえのもとさんに借りて急速充電。これでエネループにパンチ力がでるはず。
などなどあの手この手をやって2回目で17.05秒を記録!
やった、6歳児に0.02秒勝った!!
・・・なんかレベルがアレですけど、現実だから仕方ありません。ミニ四駆は現実ですからね、いくら脳内でああしてこうしたらこうなるはずと考えても、タイムが出なければそれでおしまい、無慈悲です。
昼休みはいつもお世話になっているパダさんからじっくり育成した充電池をお借りして子供とバトル。
はっえええええーーーーーー
桁違いの速さです。今まで速さで拮抗していた子供のマシンを遥か彼方の向こうにおいやってしまいました。こ、これが充電テクってやつなのか・・・いろいろなノウハウがありますね。
刺激されて私も急速充電、3回目のタイムアタックに備えます。
よし、16秒台こい!
・・・17.5秒・・・
タイムダウンです。やっぱり現実は無慈悲だ。
子供は2位で決勝進出確定。私は当然予選落ちだろうと思っていたら、なんと上位6位ぎりぎりに入って決勝進出!? やった、諦めないでよかったよ!!
さてすっかりiPhoneでのUstream中継がメイン業務と考えていたのに、決勝とはバタバタです。
決勝は1,2,3位、4,5,6位の組み合わせでのバトルレース。バトルレースとは3台同時に走行させて、前に追いついたら追いつかれたマシンの負け、コースアウトしたら負けとなります。
コースアウトで即敗退なので、安定性が求められますが、スピード負けしてもやはり勝てません。この微妙なラインが難しいところ。また不確定要素にも左右されます。
さあ、4,5,6位のバトルレーススタート。
いきなり4位のマシンがレーンチェンジ(LC)でコースアウト!
さらに5位のマシンのタイヤが取れた!
おおお!これは棚ボタ勝利か!?
バトルレースの場合、相手に追いつくまでが勝負です。1つタイヤがはずれ、3輪走行のマシンなんて追いつくなんてワケない、、、
ワケないよね、、、
えええ、追いつかない??
通常ではスピードで完全に負けていたとはいえ、相手は3輪。にもかかわらず同じペースで周回しているんです。むむむ、これは。
途中で相手が失速して追いつくはずが、逆にこちらが失速。ジワジワと追い込まれていきます。
10分が経過・・・
まだ走ってます。ええと耐久レースですか、これはw
結局20分近く走行して5位マシンに追いつかれて敗退です。あああ、やっぱり負けたかあ、と思ったらなんと3位決定戦に出られるとのこと。えええ、マジ?というか、まだ走るの?w
慌てて急速充電です。というか、普通スピードレースで20分も走りませんからねえ。
さて3位決定戦は、師匠パダさんとの対決。うーん、勝てるはずないよなあ、と思っていたらパダ号・・・
どっかーーーーん!!
あああ、派手にコースアウトしてますよ。棚ボタ勝利です。ってことは3位!?やったーーーー!!
苦節1年、先月は(たまたま)決勝進出してタイムを残せず敗退、今回はぎりぎり決勝進出してバトルレースのおかげで棚ボタ3位入賞と初入賞できました。どうもありがとうございます。いやあ本当に嬉しい。
さて一方の子供のほうはといえば、、、
3台で争われるバトルレース、スタートするとその差は歴然。あまりにもマシンの性能差がありすぎで順当に終わるかと思いきや。
どっかーーーーーん!
予選1位のOさんのマシンがコースアウト。これでスピードに勝る子供のマシンが3位の車に追いつけば優勝ですよ。これは期待できそうです。ところが、、、
ガッシャーン、ポンポン・・・
ん、レーンチェンジの挙動が怪しいぞ。
ガッシャーン、ポンポンポン・・・
ますます怪しい・・・ってことは、
ガッシャーン、ポン、ドッカーーーーン!!
あああ、やっぱりコースアウトじゃないか!子供、コースアウト負けです。残念ながら優勝できませんでしたが、それでも2位入賞です。並み居る小学生相手に幼稚園児が一人で(勝手に)セッティングしたマシンで2位ですからね、たいしたもんです。その秘訣をお父さんに教えて下さい。
ということで、スピードレースでPRO部門3位入賞、子供と親子でダブル入賞となりました。
本当に皆さんありがとうございました。今回の教訓は、
諦めない
こと。諦めていたらその時点でおしまいです。よくなることはありません。常にベストを尽くして天命を待つ。レースは水物ですからね。しかも現実は無慈悲で無情。だからこそ諦めずにベストを尽くし続けることが大事なのでしょう。またひとつミニ四駆に教わりました。
この模様は改めてUstream中継ビデオを公開しますので、次エントリーをお楽しみに。
えのもとさん、運営スタッフの皆さん、参加された皆様お疲れ様でした。また次のレースでよろしくお願いします。
それにしてもどうして子供のマシンは速いんだろう、、、何も改造してないのに不思議です。
追記)
失速の原因ですが、ハイパーダッシュPROモーターにつけた紫ピニオンが伸びて干渉していました。レース直前にも同様の原因でギャーーーっとギア鳴りしてたのを直してましたが、樹脂がもう広がっていたようです。そこで金属ピニオンに早速交換しました。
追記2)
念のため子供のマシンを確認したら、同様にピニオンが伸びてました。え、それであのスピード??ますます謎です。