超高級紙飛行機? ペーパープレーンを作ってみた

DSC_1748

子供はとても紙飛行機が好き。どこかで組み立て式紙飛行機をみつけて以来「ほしい!」といい続けてきたのですが、なかなか買う機会に恵まれず。そこで今回わざわざ新宿・東急ハンズまでいって買ってきました。

ユニオン・モデル「ペーパープレーンシリーズ」

プリント済み高級ケント紙使用。スケール感を極めつつ、飛びを追及したペーパープレーン。 誰でも正確に作れる上反角ゲージ付。

DSC_1749

このパッケージにはデザインが異なる2機入っています。

買ってきたら作らされるわけで・・・そこで作り方紹介です。

DSC_1734

まず工具から。必要なのはハサミ、厚手の定規、セメダインCで、あるといいのはカッターナイフ、ピンセット、ヘラです。接着剤はセメダインCが指定になっており、これは絶対に守ったほうがよいです。値段も130円程度ですし。

DSC_1735

台紙にすでに切り込みが入っていて、ちょこちょこと切り取るだけで綺麗に切り抜けます。

DSC_1737

センターは厚紙で、その両脇にケント紙のボディを貼りあわせます。
セメダインCは速乾性で、薄く塗るとあっという間に乾いてしまい接着できません。そこである程度思い切り大目にのせて、ヘラですばやく伸ばしながら一様にしました。

DSC_1738

紙を貼りあわせてもしばらくは動かせるので、その間に位置をあわせます。こういうとき遠視はツライですね。セメダインCがはみでることがありますが、ヘラで綺麗にとれます。

DSC_1739

ボディの次は主翼です。主翼は2枚を張り合わせ、厚みを持たせることで揚力をうみだしているようです。さらにこの主翼を丸めるといいそうです。

DSC_1740

組み立てのハイライトはここ、両翼の接合。上半角を正確に合わせる必要があり、失敗は許されません。

DSC_1741

上半角ゲージがついてますので、正確にあわせることができます。

DSC_1742

次のハイライトは主翼を胴体に通すところ。間が狭い上に接着剤をつけた部分を通すのでくっつかないようにしないといけません。くっつかないように通したあと、上から下へ押し込んで接着します。押すのにピンセットを使うと便利です。

DSC_1743

尾翼を取り付けます。こちらは簡単ですが、なかなか接着されないのでくっつくまできちんと持っておきましょう。速乾性ですので数分もたたずにがっちりつきます。セメダインCが指定されているだけあって、本当にちょうどいいです。

DSC_1744

主翼取り付け部の隙間を埋める紙を貼り付けます。ここもピンセットで押さえると綺麗にくっつきます。

DSC_1745

さらにボディのノーズ部分に印刷の意匠の入ったものを貼り付けます。これを貼り付けることでさきほどの隙間を埋める紙を上から固定する役割も果たします。

DSC_1746

ノーズには錘(おもり)兼保護材となる樹脂パーツを取り付けます。これでほぼ完成。主翼に丸印があり、重心の調整をします。

DSC_1747

丸印の部分をピンセットでつまみ、バランスがとれればOK。もし前後どちらかが下がるようであれば、逆側にバラストとして厚紙を貼り付けてバランスをとります。


DSC_1748

錘用厚紙はとりあえずマスキングテープでつけてます。一応これで完成。あとは実際に飛行させて調整することになります。


DSC_1750

所要時間は平均60分とありましたが、実際丁寧につくるとまるまる60分かかりますね。2機目はずいぶん慣れて早くなりましたが、丁寧さと正確さが飛びに直結するので神経を使いました。

作ってみるとずっしりと重量感があり、紙が丈夫なせいか安定感もあります。これは飛びに期待持てますね。飛ばしたらまたレポートします。

【Amazon】
ペーパープレーン スケールグライダー (ディスカス・シーラス) (PP-01)


【関連するギズモードの記事】

[ホビーショー 09]ペパクラ、木工模型、ゴム動力と模型業界もエコブーム! : Gizmodo Japan(ギズモード・ジャパン), ガジェット情報満載ブログ

こちらユニオン・モデルさんの木製ラジコン飛行機(参考出品)、動力はなんとゴム。ゴムでラジコンってなかなか斬新で新鮮ですね。さすがに受信機、サーボに電源が必要ですけど消費電力は少ないですからね、かなりエコです。