ミニ四駆:スーパーえのもと杯でスピードレース初決勝進出!

昨年11月以来となる「スーパーえのもと杯」に再び参加。

ミニ四駆:スーパーえのもと杯に初参加しました ([の] のまのしわざ)

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スーパーえのもと杯とは、通常えのもとサーキット店舗前駐車場で行われるえのもと杯と違い、近くの公民館の体育館を借りて「ちょっとだけ」広いコースで行われるスピードレース。「ちょっとだけ広い」のでスピードの出方もかなりのもので、レーンチェンジャー(通称:LC)でのコースアウトが勝敗の行方を握ってきます。

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今回のコースは8連チューリップとよばれるコーナー速度が勝負の鍵。ここで減速するかしないかがタイムにかかわりますのでとても重要。そして速度粋が高いので目で見るのではなく、「音をきく」といいのだとか。音・・・素人にはシャーっという音しか聞こえませんが、プロにはその音で何が起きているのか一目瞭然だとか。すごい。

今回のクラスわけは

・オープン・チューン部門(チューン系モーターのみ、シャーシ自由)
・オープン・ダッシュ部門(ダッシュ系モーターのみ、シャーシ自由)
・ジュニア(モーター自由、中学生以下)

の3クラスで実施。私はオープン2部門に参加です。

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写真上がチューン部門。トルクPROモーター装着、超大径(35mm外径)タイヤです。

写真下がダッシュ部門。ハイパーダッシュPROモーター装着、微大径(28mm外径)タイヤ装着です。先週9秒台に入ったマシンそのまま。

まずチューン部門からのスタート。

前回のスーパーえのもと杯ではトルクPROモーターでもコースアウトしていたので今回はコースアウト対策を入念に。右は8-9mm WA(ダブルアルミ)を使用、リアには自作ブレーキ&ガードを装着してコースアウトに備えます。

ところが実績のない白色シャーシをつかったのが災いしたか、非常に遅いのです。トップの選手とは8秒差の48秒程度で周回。タイムを残した選手の中ではほぼ最下位、、、
(追記:ローラーの位置が低すぎるとのアドバイスいただきました。左右とももっと上でよいとのこと)

この時点で自分との戦いにスイッチ。自己ベストをだすべく、ちょこちょことセッティング変更。

まずリアブレーキを取り去って、0.3秒アップ。

そしてフロントアンダースタビが低すぎるということで2mmほどアップし、約1秒アップ。

最終的には46.80秒の20位で予選終了。予選通過の10位の選手は42.80秒ですから、あと4秒足りません・・・4秒かあ10%ですね。

今回も失意のズンドコで終わりそうな気分で昼休みのフリー走行を迎えます。今度はダッシュ部門用マシンの出走。

タイムは42秒程度とチューン部門の予選タイム突破も難しい状態。そこで28mmタイヤをやめ、通常のバレルタイヤを装着。外径が30mmとなるため、その分タイムアップするものの、コースアウトが心配です。

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そしてダッシュ部門予選1回目の走行。さて問題のレーンチェンジです。シュイーーーン・・・

どかっ!

ごとごと!!

だーーーん!!

シュイーーーーーン!?

なんと一度ものすごい斜めってコースアウトしかかったものの、姿勢を戻してコースに復帰。タイムは・・・

39秒82!!

なんと、その時点でトップタイム。これはラッキー。

しかしチューン部門のトップタイムは39秒なので、当然ダッシュ部門でそのタイムは抜かれるのは必至。なので気楽に他のことをやっていると・・・

しばらくたってもトップタイムのまま。え、なにが起こってるの?

そうトップ選手のマシンは周回タイムは速いものの、ことごとくLCでコースアウト、タイム残せずという結果に。さすがに2回目までコースアウトしていると3回目で周回タイムをおさえ、無難にタイムを残す作戦にでているので40秒台とタイム的には振るわない結果に。

そんなこんなで予選が終わりそうになっても3位のまま。えええ、3位ですか!

10位以内が決勝進出なので、3位ならわざわざ走らせてコースアウトしてマシンを壊す必要もないでしょう。ということでアタックは1回のみ。そのまま予選通過になりました。

すごい、スピードレース初予選通過です。しかもスーパーえのもと杯。奇跡ですね。

一方ジュニア部門。この予選はダッシュ部門と同時に行われましたがこちらはこちらで熱い戦いに。

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子供のマシンが44秒台を出してコンマ数秒差で予選通過の3位に食い込んでます。残るアタックは4位の選手と1回づつ。

4位の選手のラストアタックが45秒と振るわず、3位、予選通過確定です。子供の最後のアタックはフル充電のエネループを使い、コースアウトタイムなし。しかしここで気付くべきでした。

親子そろっての決勝進出もはじめての経験。さて経験がないものだから、どうしていいものやら。とにかくレーンチェンジでコースアウトするのをなんとか避けなければならない一方、タイムも出さなければなりません。そうなるとどうしたらいいものやら・・・

ま、いっか、とりあえず走ってこよう!

と親子2人して最初のタイムアタックへ。決勝レースは2セット6周のタイムを2回アタックで争います。コース2セット、つまりレーンチェンジは2回あるということに。1回目クリアしたからといって2回目クリアできるとは限らないのが味噌。

そんななか、1回目の決勝アタック。まず子供が走らせます。

どっかーーーん!!

おやまあ、コースアウトです。これはなんかいやな予感。
そして私の番。

どかどかーーーん!!

盛大にコースアウトで「泣くか、やっぱり」です。そして盛大にコースアウトしたために、ごらんのとおり。

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ボルトがくの字に曲がりました。コースアウト恐るべしです。

さて2回目のアタックに対しての戦略はどうすべきか。悩みますが結局エネループではなく、昨晩充電したNi-Cd電池を使うことに。少しパワーが出ないのでスピードダウンするだろうという算段です。

まずは子供のアタックから。

マグナムトルネーーーードォーーーーーー

残念、コースアウトです。

それみてとてもいやな予感。というのもエネループと比べてほとんど周回タイムが落ちてなかったから。とはいえもう走らせるしかありません。

ガラガラービューン!!

あああ、コースに収まらずにDJセットの下にもぐりこんでしまいましたよ。ということでコースアウト、タイム残せず終了。

結果は残念でしたが、いい思い出になりました。えっ。

子供はというとタイムは残せなかったものの、3位入賞でまたもや賞状&賞品をもらってかえってきました。いいなあ、メダル・・・

さて家に帰ってよく考えてみると、なんだかまだまだ手はあったのではないかと。たとえば、

・ブレーキを装着する
・ローラー角度をつける
・タイヤをロープロファイルに変更する

など。予選も1回目のタイムで通過するからといって残り2回走行しませんでしたが、決勝に向けたセッティングを試すべきでした。そうすればあと2回決勝で挑戦できたわけですから、タイムを残せた可能性があります。

タイムを残せたとしてももちろんそれで入賞できるかはわかりませんが、タイムが無い状態では箸にも棒にもひっかかりませんからね。

それにしても子供が実力で3位に入るのにはびっくりです。ほんと、ボルトが硬いときに手伝うくらいでセッティングから組み立てまで全部自分でやっているんですけど、それで3位なら大健闘でしょう。子供だからもっと色々失敗を体験していいんですけどね。失敗を経験できるのは若者の特権です。

今回もえのもとさんはじめ、運営スタッフの皆さんおつかれさまでした。どうもありがとうございました。また入賞した皆さん、おめでとうございました。

次回は決勝レースでタイムを残したい!ですw