鮎川麻弥「Reply」は嬉し恥ずかし80年代の香りたっぷり

Zガンダムの主題歌でお馴染みの鮎川麻弥さんの活動25周年を記念して、ニューアルバム「Reply」が発売になりました。

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もちろんこれは名曲「風のノー・リプライ」へのリプライという意味も込められています。

ガンダムやエルガイム、ドラグナーといったサンライズロボットアニメの主題歌が網羅されているのはもちろん、long version、remixバージョン、そして影山ヒロノブ氏との「永遠のアムロ」デュエットなどアニメソングを中心に構成するDISC1、そしてオリジナルソングを中心に構成されたDISC2とCD2枚組。

しかし、しかーし、そんなのは前座に過ぎません。この「Reply」の見所、メインは特典DVDにあるんです。

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DVDに収録されたPVの数々。特にこの「ハイヌーン・ボディ」は秀逸。80年代バブルにワンレンボディコンギャルが一世を風靡した時代を色濃く反映し、まさに歴史的価値があるといっていいでしょう。鮎川麻弥さんがどうこう、ではなく、もう日本という国全体がこうだったといっても過言ではありません。Good-bye to LoveのPVも意味不明でファッションにはニヤ笑いが止まらないのですが、この後につづくハイヌーン・ボディでは気持ちよく笑えます。いや、海いってスキューバするなんてバブリーだよねえ。

曲はどれもいいのですけど、どうして曲は20年、30年たっても普通に聞けるというのに映像はこう陳腐化が激しいんでしょうか。しかしこうやって四半世紀たって見ることによって、当時の世相を思い起こせるからいいんでしょうね。

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鮎川麻弥さんといえばモータースポーツに挑戦していたことでも有名です。筑波サーキットや富士スピードウェイを疾走する姿をPVに使っていたのも、ある意味時代ですねえ。当時は三原じゅん子さんや高島礼子さんなどもレースしてましたが、エコエコな昨今では考えられません。

曲では「Z・刻をこえて(1999 Version)」がとても気に入りました。これは凄い、なんてったって、あのフォウを演じる島津冴子さんの名セリフ、

「ねえ、頼める?キスして。」

からはじまるんですから。これはフォウファンなら必聴ですよ。

Reply~MAMI AYUKAWA 25th Anniversary Best Album~(DVD付)
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鮎川麻弥

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