ミニ四駆レース・スーパーえのもと杯に参加するので、今回はじめて「超大径タイヤ」を簡易に作ってみました。
超大径タイヤとは、レギュレーション枠一杯の直径35mmのタイヤのこと。通常の大径タイヤは30mmで、タミヤではΦ35mmタイヤを販売していないので自作する必要があります。加工が面倒なのと、使いこなすにはまだ早いということで今まで手付かずだったのですが、今回のスーパーえのもと杯はコースサイズが大きく、超大径でないと不利と思って急遽製作しました。
まず用意するもの。
ローハイトタイヤ4つと輪切りにした大径タイヤ(前輪でも後輪でもお好みで)。
大径タイヤは車軸上で回転させカッターで半分に切ります。私の場合はカッターのこで数ミリ削り、その後デザインカッターで溝を深くして、最後は取り外して手を切らないようにカッターナイフで半分にします。
つぎにこのタイヤたちを、弱火でコトコト煮ます。
え?煮るの?
そうなんです、タイヤはそのままでは硬く、無理やり引っ張ると切れてしまうので、弱火で煮てタイヤを暖めて伸びやすくします。お湯から取り出すときはやけど注意です。タオルやティッシュでよく水分をとりましょう。
最初、大径ホイールにローハイトタイヤを履かせます。ローハイトタイヤは予め手でノビノービしておくといいです。
これはこれでカッコイイ。
次に大径タイヤをその上に履かせます。こちらも予め手で伸ばしておくといいです。
履かせた後はこんな感じになります。
ちなみに通常の大径タイヤはこんなかんじ。
ワンウェイホイールに履かせたのはこんなかんじ。
さてこの状態では35mmギリギリなので、多少削るといいそうです。
さらにいうと当然ですがタイヤが重くなっているので、内側のローハイトタイヤの部分をカットして、その代わりにスポンジタイヤを装着すると軽量化になるそうです。これをダミータイヤと呼びます。
急遽作ったので今回は削っていません。これから整形しつつ、軽量化にチャレンジしたいですね。なお、タイヤはゴム系の接着剤でつけてます。瞬間接着剤でもいいですが手につくといやなのと、多少硬くなるので今回はパスしました。
ちなみにタイヤ材質によってグリップ力や弾力が違います。
ピンク大径タイヤと黒大径タイヤでは黒大径タイヤの方が弾みが大きく、レーンチェンジ後の着地でリア側がポンポンと弾んでコースアウトの原因となってしまいました。むむむー、むずかしい!
超大径タイヤの作り方は色々あるので、ぜひ検索してみてくださいね。
【参考リンク】
YRGさん、いつもお世話になっております。
タイヤ制作法
タイヤ制作法2
超大径バリエーション
MTM
KENBISHI
こんにちは~。
超大径タイヤ、作成し出すと止まらないですね・・・(笑)
自分もローハイト+ベーシックスリック(ミニ四駆PROに付属している大径のゴムタイヤ)ですが
切っては瞬間接着剤で止めて、
また切って・・・と作業してました。
ゆっくりのんびり作ると
それはそれで上手くいくようです。
tnoma
> KENBISHIさん
昨日はお疲れ様でした。タイム計測システム、すごい便利でしたよ。お店の方にいってお弁当食べている時も会場の様子が分かり、面白かったです。
大径タイヤ、奥深いですね。またひとつ作る楽しみ(苦悩?)が増えましたw
次回は耐久レースでよろしくお願いします!