雨模様となりインドアでの開催となったミニ四駆マンガン電池耐久レースに参加してきました。
今月はスピードレースに参戦できなかったため、耐久レースのみの参戦。土曜日から「えのもと」さんのところへ行き、セットアップの確認と調整。というのも、前回の反省から今回スペアマシンを製作。2台体制で臨むからです。おお、なんかF1チックになってきた!?
ミニ四駆:えのもと杯マンガン電池耐久レースもラブプラスが席捲 ([の] のまのしわざ)それにしてもまさかリアバンパーがポッキリといってしまうとは。前回予選レースではフロントが緩んでとれましたけど、今回はリアポッキリです。強化樹脂タイプは割れやすいということなので、耐久レースには不向きなのかもしれません。またマシンチェンジがOKになった今、スペアマシンの用意があると、なお安心ですね。
そして・・・
左のシャーシが先月の耐久レースで走ったメインマシン、右がスペアマシンとして新しく製作したもの。ありあわせ感が非常に漂う配色ですね。あっちこっちからパーツをはぐって組み立てました。
今回新たに電池落としシャーシを製作。前回よりも綺麗にできた!と喜んで、メインマシンに投入したのですが、異音発生。シャーではなく、ギャーといった高周波の音がするように。
ギアのかみ合わせの問題を疑い、カウンターギアを中心にグリスアップ、再組み立てでシャー音に変化。無事だったのですが、、、
土曜日の前日走行で速さをチェック。問題なかったのですがまたギャー音に変化。これはよろしくないってことで土曜日夜に再組み立てしようとして、、、倒れるように寝てしまいました。
日曜日は朝6時に起床、仕事を1本こなし、それから再組み立て。
スペアマシンとパーツを交換したりなんだりとして、結局旧電池落としシャーシをメインマシンに組み、前回と同じ仕様に。とかやっていたら9時。ああ家でなきゃ。
えのもとサーキットに着き、メインマシンとスペアマシンを比べると、どうもスペアマシンの方が速そう。ってことで今回は右側の白シャーシ、オレンジタイヤの配色的にいけてないので参戦。
今回雨天のため屋外コースが使えず、2ヶ月前と同様に室内でのコース。2ヶ月前は端子が落ちたり、フロントバンパーが外れたりしたのですが、それと同じコース。
予選は開始がおくれ、時間短縮のため20分1本、電池6本(3セット)で行います。通常は15分2本、同じく電池6本なので、新品電池をいかに有効に使うかがキモかなあと。
さて予選スタート。
順調に周回するのも最初だけ。あっという間に速度低下です。うぐぐ、これは2ヶ月前と同じ兆候では。ってことは端子かなあ・・・とか思いつつも7分まで我慢して電池交換。
その後も傾向は同じ。最初は速いけど速度低下が激しく、スピードが足りません。他2台に速度でおいてかれてます。これはまずい。ってことは・・・
2回目の電池交換で、予備マシン(以前のメインマシン)を投入。マシン交換時は走行マシンを取り出し、電池を取り出してから、交換するマシンに電池を入れて再スタート。ボディはナイトレージJr.を使用。
さてこれで速度回復かと思われたけど、やはり事前走行でスペアマシンに負けただけあり、挽回はできず。こりゃあかんなあ。
電池のタレが激しいため、残り5分でもう一度電池&マシン交換。今度の電池は最初に使った電池ですが、そこそこの速度はでます。さすがマンガン、電池の回復が早い。
20分で電池交換3回をこなし、192周でフィニッシュ。他2台がそれぞれ194周と218周!!でした。218周は凄い、速すぎです。
予選が終了してみると、総合4位。3位は194周の方で2周足りないだけでした。うーん、12秒ほど足りなかった計算です。ピットイン回数が多かったのが問題でしょうか。
決勝レースは上位3台の見ごたえのある30分1本勝負。もう速さが半端ないんです。トルクチューン+マンガン電池とは思えないスピードの乗りよう。スタートこそスローですが、コーナーを抜けていくたびに速度が上がっていくという、なんとも不思議な光景。特に下り勾配での加速力は素晴らしく、そのままの勢いでバンクコーナーを抜けていく様は圧巻。
立体交差セクションでは上り勾配でジャンプしていますが、これ速度がのってないマシンだと飛ばないんですよね。いかに速度がのっているのかがよく分かります。
決勝レースは1位と2位のデッドヒート。速度で勝ったり、ピットインがすばやかったりとピット作業も見逃せません。特に電池交換は通常は
ボディキャッチ外す
ボディ外す
電池キャッチ外す
電池外す
電池入れる
電池キャッチ留める
ボディつける
ボディキャッチ留める
といった作業が必要なのですが、優勝者はなんと裏(底面)から電池交換ができるようにしていて、
電池キャッチ(自作)外す
電池外す
電池入れる
電池キャッチ(自作)留める
以上となってました。すばやい! しかも1本づつ交換もできるという仕様。素晴らしすぎる!電光石火のハヤワザに目を見張りました。
そして感動の結末はラストに。なんと30分走って2台が304周と同周ラップ!
若干速くゴールした車が優勝しました。おめでとうございます。予選でもぶっちぎりの1位でしたしね。
・・・
さて子供が参加したジュニアクラス。今回のマシンは子供が勝手に組み上げていた代物。私の軽量センターシャーシ+ゴールドターミナルやリアバンパー(9mmベアリング付)がパーツボックスに入っているのを目ざとくみつけ、私が寝ている間につけてました。
そこまでやるんならということで、温存していた620ベアリング+フッ素コートギアシャフトに丸穴ベアリング(軸受用)を渡してあげました。ああ、自分が使う予定だったのになあ・・・
その成果があったのか、なにやらこのマシン意外に早いんです。事前走行では互角か負けるくらい。電池落としをやっている意味がないじゃんこれじゃあ。
予選レースは160周でジュニアクラストップ。とはいえ2位、3位が157周、154周となかなか僅差です。
決勝レーススタート。傾向は予選も決勝も同じで、タレがはやくてラップタイムがすぐに2秒ほど落ちてしまいますね。ということで適宜電池交換を実施。
子供だけあって(?)、手際が悪い悪いw しかも急ぐから扱いはぞんざいだし、手や口を出したくなるところをぐっと我慢。暖かく見守ります。
結果としては240周、2位でフィニッシュ。まあよくやりました。前回よりも大幅アップです。
今回はコースのせいなのか、気温が下がって電池がおきなかったのか。接点圧、接点の磨きが足りなかったのか。電池のタレが非常に気になったレースでした。いずれにしてもマシンの重量が効いてくるとのことなので、軽量化は必須です。
そして数週の僅差で順位が変わってくるのでピット作業の効率化も大事。1周6秒程度のコースですから、2周で12秒。ピット作業が25秒~40秒ほどかかっていて、3回実施すると2分ですからね。電池交換を裏(底面)からできるようにするなど、試みたい課題です。
最近は子供が自分でセッティングするようになっていて、色々トライしているようです。とはいっても、私のマシンを知らぬ間に分解してターミナルを1個だけとったり、その際にフッ素コートギアシャフトを1本無くしたりしてるのは勘弁してほしいところ。パーツ取りマシンじゃないんですから、スピードレース用マシンなんですから。