箱根駒ケ岳ロープウェイでパワースポット・箱根元宮へ

今日は珍しく午前始動、定番の箱根ドライブでもいってすぐトンボ帰りではなく、観光してきました。

まずは箱根神社にゆかりのある、箱根元宮(もとつみや)へ。

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箱根神社HP 元宮

駒ヶ岳は北に霊峰神山を拝し、古代祭祀=山岳信 仰が行われたところ。その起源は、今から凡そ2400年前、人皇五代孝昭(こうしょう)天皇の御代、聖占仙人(しょうぜんしょうにん)が、神山に鎮まります山神の威徳を感應し、駒ヶ岳山頂に神仙宮を開き、次いで利行丈人、玄利老人により、神山を天津神籬(あまつひもろぎ)とし、駒ヶ岳を天津磐境(あまついわさか)として祭祀したのに始まる。

箱根神社HP 元宮

史跡 馬降石(ばこうせき)  注連縄を張ってあるのは馬降石といい、白馬に乗って神様が降臨(こうりん)された岩と傳えられる。  石の上の穴は降馬の折の蹄跡で、穴にたまる水は旱天にも枯れたことがないと傳えられる不思議な岩。また参道の右側には馬乗石(ばじょうせき)があり、白馬の信仰を今に残している。此の山の七名石の一つとされている。

子供が「この岩に登りたい!」とかいうもんだから、縄がかかっているのはダメだよと嗜めることに。

この駒ケ岳山頂へは徒歩か、ロープウェイのみ。ロープウェイは101人乗りの大型ゴンドラでワッセワッセと運んでくれますが、今日の人出はぼちぼち。混雑もなく、どちらかというと閑散とした感じで霊験あらたかな雰囲気が心地よかったです。

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(馬降石の代わりにそのへんの石に乗る子供)

そしてまたいい雰囲気なのが昭和の建造物である駒ケ岳ロープウェイ。

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明らかに異質な建物なんですよね。さらにそれが朽ち果てかかっていつつ、でも現役というこのミスマッチ。廃墟っぽい佇まいをみせながら、全然そうでないという。

そしてこの構造物の美学。

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ここ箱根駒ケ岳が数千年の歴史をもつ前では、このロープウェイはたとえ数十年もたっているとはいえまだまだ新参モノ。

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大きな建物で展望台まで装備しているものの、どうやら今は公開してない模様。せっかくなので整備しなおして、再び古きよき昭和時代の名残をとどめてほしいですね。

ちなみに箱根元宮も1964年に作られてます。ええ、建物自体はそんなに変わらないですね。

箱根神社HP 元宮

山頂の当神社元宮は、この奥宮として、昭和39年堤康次郎氏の寄進により再建され、爾来祭祀が厳修されており、四季を通して登拝者で賑っている。

パワースポット(パワスポ)マニアの方にはオススメなポイントでした。

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