ミニ四駆(タイプ3シャーシ)の作り方:DASH-1プラス 皇帝(エンペラー)・太陽(バーニング・サン)

ミニ四駆初心者のための、ミニ四駆の作り方です。

DSC_2141

今回は1989年デビューのタイプ3シャーシ、ダッシュ四駆郎でおなじみのダッシュ1号・皇帝「エンペラー」、そしてダッシュ2号・太陽「バーニング・サン」。2つのボディが同梱されている、欲張りなモデルです!?

DSC_2144

DSC_2145

シャーシはシンプルでオーソドックスなレイアウト。右側にプロペラシャフトがありますが、フロントのクラウンギアとリアのクラウンギアでは形状が異なるために違う部品(水色、オレンジ)となっています。後期シャーシでは共通化されます。

DSC_2148
DSC_2149

ドライブシャフトも太めで、重そう。後期シャーシではより細く、軽量化されているポイントです。

DSC_2146
DSC_2147

タイヤは肉厚があるタイプで、ホイールは穴あき。軽量化というよりも、デザイン重視でしょうかね。

DSC_2150
スイッチはフロント側で大きくスライドさせるタイプのスライド式。後期シャーシでは回転式になっているところで、さらに最新のMSシャーシでは金具部品が分割され、間違って電池と金具が接触して通電状態にならないような工夫されています。

DSC_2151
リア側の金具。金具はシャーシに直接置くタイプです。

DSC_2154
さらにその上にモーターをマウント。この時点ではまさにモーターは置かれた状態で、固定されていません。ピニオンギアは8Tではなく、茶色の10T(?)。

特徴的なのはミニ四駆のモーターのほとんどは縦、130モーターの平たい部分が縦になるようにマウントされるのですが、このタイプ3では横になっています。

DSC_2156
カウンターギアをさらに上に置きます。これもまた置いている状態で、固定されていません。
ギア比は 5:1の「ハイスピードギア」で、6.4:1の「スピードギア」に変更可能です。

DSC_2157
最後にモーターカバーを取り付けて、モーター、ギアすべてが固定されます。

DSC_2160
電池はオーソドックスにキャッチで留めるタイプ。

ローラーはフロントバンパーとサイドバンパーに取り付け可能です。

DSC_9895
ダッシュ1号、皇帝(エンペラー)ボディを装着。

DSC_2161
ダッシュ2号、太陽(バーニング・サン)ボディを装着。

後ろのバンパーがないので全長が短く、コンパクトな印象です。

タイプ3はまだまだ初代タイプ1の面影が強く残り、車高が高く、バンパーの形状もバギーチックです。どこか牧歌的な雰囲気でこれはこれで楽しそうですね。

それにしてもハイスピードギアで5:1とは、、、今MSシャーシでは標準(ハイスピードギア)が 4:1で、超速ギアは3.5:1となっています。年々ハイスピード化が進んでいくんですね。

ミニ四駆PROシリーズ No.32 ミニ四駆PRO ダッシュ01号 超皇帝 スーパーエンペラー MSシャーシ 18632
ミニ四駆PROシリーズ No.32 ミニ四駆PRO ダッシュ01号 超皇帝 スーパーエンペラー MSシャーシ 18632
タミヤ 2009-05-29
売り上げランキング : 10839

Amazonで詳しく見る
by G-Tools
ミニ四駆限定シリーズ ミニ四駆PRO 軽量センターシャーシセット スモーク 94686 ミニ四駆限定シリーズ ミニ四駆PRO アバンテMk.III レッドスペシャル 94652 ミニ四駆パーフェクトガイド グレードアップパーツシリーズ No.401 GP.401 マスダンパーセット ヘビー 15401 ミニ四駆限定シリーズ アバンテjr.クリヤーボディ 94343

ギアの慣らしをやってみたところ、ギア鳴りはさほどひどくなく、この時期から精度がでてたことが伺えます。構造はシンプルで子供向きなのに、きちんと作りこんでいるのはさすがタミヤですね。

さてこの「ミニ四駆の作り方シリーズ」はどこまで続くんでしょうか・・・全シャーシをコンプリートしなきゃいけない気がしてきた今日この頃。

ミニ四駆(MSシャーシ)の作り方 ([の] のまのしわざ)
ミニ四駆(VSシャーシ)の作り方 ([の] のまのしわざ)
ミニ四駆(スーパーFMシャーシ)の作り方 ([の] のまのしわざ)