コクヨの知育玩具Wammy(ワミー)で遊ぶ

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東京おもちゃショーで、「なんでコクヨなのにおもちゃ?」と不思議がってブースによってみたらあったのがこのWammy(ワミー)でした。

ひらめきブロック・Wammy[ワミー] - ひらめき商品 -コクヨS&T

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そこで試供品として6枚セットのものを貰ってみたところ、意外にも子供にも、おもちゃにはちょっとウルサ形の奥様に気に入られたので今回100枚セットのを買ってみました。

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Wammy(ワミー)の特長は形状が1つしかないこと。普通ブロック系は基本形状が数種類あると思うのですけどそういった概念がないんですね。とにかく1つ。それを曲げて、ひねって、つなげて形状を作り上げます。そして柔らかくしなやかなPET素材で、おなじつなげ方でも押したり、引っ張ったりして形状を変化できます。感覚的には折り紙に近いでしょうか、平面から立体を作り上げるところですね。

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とはいえ子供はただひたすら、つなげまくっていただけですけど。

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一応大人がやるとこんな形も作れます。

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もうひとつ気に入ったところは、色がパステル系だったこと。常々子供向けおもちゃは原色しかないのが不満だったのです。コクヨの人いわく、

「幼児教育研究者(学者)によると、3歳くらいまでは視覚能力がまだ不十分で、原色しか認識できないということだったのですが、今回はあえてパステル系にトライしました」

ということですが、この学者連中の常識が間違っていると私は思っています。原色しか認識できないのは原色しか見せていなかったためで、教育が不十分なだけ。おなじく視力に関しても間違った常識が言われており、生まれたての赤ん坊の視力は低いなどと言われてます。

目の機能は生まれたときには完成していて、センサーとしてはすべて見えてます。ただそれが脳みそでプロセッシングできず認識できてないだけ。その後の生活や教育により、パターン認識力、色認識力がついてプロセッシングできれば大人以上にモノが見えるのです。

よく赤ん坊が何もない遠くを凝視して固まってますが、あれは大人が見えてない何かが見えているのです。決して霊やプラズマではなく、天井を歩いている虫を見ているのかもしれません。

パターン認識力でいえば、デフォルメされた形状であっても特徴をとらえてきちんと認識できます。たとえば実物のS2000を覚えれば、デフォルメされたチョロQのS2000でも同じものと分かります。それに隣にマツダロードスターがあったとしても、その違いをきちんと認識できるのですから。

というわけで、子供の能力を伸ばすには大人以上の能力を持っていると想定して環境を整えるべきだと思うのですが、このワミーはそれに見合うものだと思いました。

ちなみにワミーの名前の由来は「輪っかを編む」からきているそうです。

はやくつなげるだけじゃなくって、ひねったりしてほしいなあ。

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