年末にソニーの液晶デジタルテレビ、BRAVIA KDL-40W5000を購入しました。そして約1週間ほど使ってある結論に達しました。
大型液晶デジタルテレビはPCのモニターとして使うとイイ!!
昨今の大型液晶デジタルテレビは液晶パネルはフルハイビジョン、1920x1080の解像度を持ち、VGA入力やHDMI入力が付いています。昔でいうところの「パソコンテレビ」または「テレビパソコン」のように、PCを接続して使うことが出来ます。
これが付属機能として目立たずそっと謳われていますが、さにあらず。PCを持っているなら実はモニター利用をメインとして、TV機能は付加機能として考えた方が非常にしっくりくるんです。
まずはこのレイアウトを見て下さい。
ほら、非常に自然です。TV台?そんなものはいりません。デスクトップですよ、デスクトップ。40インチと大型ですが、壁までの奥行きはたったの20センチ。デザインもこのBRAVIA KDL-40W5000なら色合いも風合いもしっくり。枠が金属のヘアライン仕上げなので非常にシック。しかもスピーカー内蔵なのでiTunesの再生音もモニターから流すことが可能。
そして40インチの凄みはデジカメ画像の全画面表示。
ムチャクチャでかいです。現像して引き伸ばして、、、なんてことせずにこのサイズですからね。
そしてお次は動画。動画といえばもはやyoutubeにニコニコ動画でしょう。
youtubeの全画面表示はこんな感じです。
今はPCの都合上ミニD-Sub(アナログVGA出力での)接続なので、本来のパネル性能は発揮できてないのですがそれでも十分な利用可能な綺麗さを保っています。もちろん色、バックライト調整はきっちりやってますが。そうしないと40インチまで1mも離れていない環境で使うわけですからね、目に優しい設定にしないと。
デジカメ画像をもっと一層綺麗に出したいという場合はTVのUSBダイレクト接続機能を使うこともできます。
マスストレージデバイスとして認識できるデジカメであればなんでも接続可能。今回はNikon D40Xをつないでます。XMB(クロスメディアバー)メニューの「フォト」からUSBを選択するとご覧のようなサムネール表示ができ、リモコンで「決定」すれば全画面表示です。これはTV本体側でレンダリングするので超絶綺麗です。
問題はUSB接続で一回一回読み込むのでレンダリングに時間がかかるという点ですね。しかし設定で画質を落とし、高速読み込みもできるようになっているし、スライドショーを使うと先読みをするようになるので気になりません。スライドショーの画面切り替えはフェードインなどの効果を使えるのでとても自然です。旅行先の写真を皆でみるときなんて、最高です。
まあ一人で見るときは一旦PCのHDDにデータを落として、それを画像表示ツールで見るのが手軽で高速です。
そしてさりげなく秀逸なのが2.4GHzを使った新リモコン。机において使うことを前提にされたフラットデザインで、これをキーボードの左側において左手でメニュー操作をするととてもやりやすいです。
2.4GHzを使うので当然方向とか遮蔽物とか関係なし。これだけでも良いのですが、さすがはリモコンのソニー。これを手持ちして使うことを考えてあって、きちんと裏面には指をかける凹みがついています。右手でも、左手でもうまく中指、薬指がひっかかるようになっているのですから素晴らしいです。
もちろん従来の赤外線リモコンも付属してます。まあ使ったことないですけど。
TVとしては地上波・BS・CSのダブルチューナー内蔵であったり、ブラウザ内蔵でネット接続が単体で可能だったりとさすがは最高グレードらしい機能てんこもりです。
しかしまあPCで接続するんであれば、携帯のような操作性のブラウザを使うよりは使い慣れたIEやらFirefoxをマウスとキーボードで操作するのが便利ですよね。だって1920x1080の解像度ですよ。ウィンドウ2枚横に開いたって余裕です。
そういうわけで大型液晶デジタルテレビはモニターとして使うべし!という結論に達したわけです。
一応17インチモニタと比較するとこんな感じ。
このPCは拡張性がなく、ツインヘッドにできないのが残念。
世の中には24インチクラスのフルハイビジョンモニタが出ていますが、価格帯が14万円前後と結構します。
【年末お買物企画】WUXGAディスプレイカタログここ数年で大きな注目を集めるようになったのが、1,920×1,200ドット(WUXGA)表示対応の大型ディスプレイだ。本誌でもページビューが高く、読者の関心の高さが伺える。メーカー各社もボーナス商戦期に合わせて新モデルを投入している。本稿では、この2007年末に購入できる製品を中心にまとめていく。
40インチでTVチューナー内蔵、しかもダブルチューナーで19万円弱という価格はかなりリーズナブル。しかも液晶パネル自身の性能であるコントラスト比、応答速度、画面輝度は比較すると高め。さらに高画質回路までついているので当然TVを見ても綺麗、、、ってTVなんだから当たり前ですが。
BRAVIA〈ブラビア〉|仕様比較|ソニー KDL-40W5000とKDL-40V5000の性能比較
同じデザイン・機能で液晶パネルのグレードが一つ下のモデル、V5000もなかなか良いのですが、現在価格を比較するとW5000が安いのでわざわざV5000を選ぶ理由が見つかりません。
ということで
「敢えて言おう、BRAVIA KDL-40W5000は最高のPC用モニタであると!」
今ならamazonが安いです。というか安すぎです。この機会をお見逃しなく。
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ちなみに付属スタンドはスイベル(左右回転)機構がついているので、背面にケーブルをつなぐときにこれまた便利。
DVI-HDMI変換コネクタを使って、PCのDVI出力をHDMIに入力するのがオススメです。
きょ
すげえ・・・