ドイツが第二次世界大戦中に開発した、移動式長距離大砲、列車砲DORAのモデルです。モデルといっても全長1mほどはありましたかね、とにかくでかさとそのリアルさ、ただものじゃありません。
80cm列車砲 - Wikipedia砲は口径80cmのカノン砲であり、射程距離は30~47km(砲弾によって異なる)。砲弾が約5トンから7トンと巨大であるために装填に時間がかかり発射速度は1時間に3、4発。砲弾の輸送のために専用の貨物列車が必要であった。ライフリングの宿命として100発程度の使用で400トンある砲身の交換が必要になった。砲を稼動させるには延べ数千人の兵士と技術者が必要であり、実戦に参加したのは数回であるとされている。そのうちの一つがセヴァストーポリ要塞を巡る戦いであり、カール自走臼砲などともに活躍した。この砲は本来3台造られる計画だったが、3台目は完成しなかった。一台目がグスタフ (Schwerer Gustav)、二台目が設計者の妻の名前から取られたドーラ (Dora) の名を持つ。
最近はこういったでかいモデルが流行っているのでしょうか。置きたくなる気持ちも分かりますけど、置き場に間違いなく困ります。
青島ブースで見つけました。