空母イントレピッド・海空宇宙博物館(SEA, AIR & SPACE MUSEUM)

横田基地友好祭で戦闘機を見て、以前ニューヨークで空母イントレピッドなどを利用した海・空・宇宙博物館を見たことを思い出しました。

Intrepid Sea, Air & Space Museum -

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なにせ第二次世界大戦時にデビュー、レイテ沖海戦でカミカゼアタックを受けたといういわくつきの空母。横には核装備可能な潜水艦も繋留されてたりと、ニューヨークの中ではアメリカの愛国精神の中枢みたいなところです。

そんなわけでまあ行ってみて興奮半分、日本人として滅入る気持ち半分と、複雑な思いでした。今は修理・改装中ってことで、来年再デビューする予定だそうです。Veteran Day(退役軍人の日)に復帰ってのがまた・・・。ちなみに改装のため出航した瞬間、座礁して大変だったとか。

以下写真をぼちぼちとはっておきます。

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空母に艦載機といえばF-14トムキャット。映画トップガンでも有名ですし、エリア88でも使われてるし、マクロスのバルキリーのモデルともなってますね。すでに全機引退してしまったそうです。

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絶対アメリカ人はいかれてる、の写真。
だいたいカフェの上にオブジェとして本物のF-16を宙ぶらりんって、どういうセンス?
さらにカフェの名前が STARS & STRIPES CAFEだって。愛国心丸出し・・・
F-16の真下でお茶が飲めるのがウリ。

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このへんから日本人としてはかなりブルー入る展示、カミカゼアタック関連とレイテ沖海戦について。
いや、戦勝国からみた第二次世界大戦って、どんなものかってよく分かります。
で、横田基地にいってみたとき感じたのは、本当にアメリカと日本って、戦争してたの?ということ。
もちろん負けて占領されたから基地があるわけですけど、安全保障上考えると今は当然のことになっていて、大東亜戦争のことなんて忘れてしまったかのよう。

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撃墜マークが日章旗・・・まあ、当然なんですけど、かなりブルー。

多分こういう戦闘機にアメリカ大統領が乗っていたんだろうと思われます。

ジョージ・H・W・ブッシュ - Wikipedia


ブッシュは高校卒業後、国への義務を果たすべく海軍に志願する。彼は第二次世界大戦における最も若い海軍攻撃機パイロットだった。1942年より太平洋戦線に従軍しており、1944年小笠原諸島沖で撃墜され、潜水艦「フィンバック」に救助された。

さて甲板はというと・・・

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甲板には所狭しと飛行機が飾ってあります。

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エレベータにはハリアー。

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数多く並べられる飛行機の間にひっそりと碑が・・・

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カミカゼアタックの碑です。思いは複雑。

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F-4ファントム。ベトナム戦争の前期のタイプでしょうか、バルカン砲が装備されてません。

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A-12ブラックバード。ステルス偵察機のさきがけですね、ステルスではないですけど超音速飛行で冷戦時は相当とびまくったという噂。

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そんなソ連のミグ21まである。

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空母って広いんですね。

アメリカという国は戦争を定常的にやっていることもあって、退役軍人や戦争の歴史をとても大切にしています。犠牲を払ってくれた人への尊敬と敬意をもっていることがよく分かりました。

そのほか写真はこちら⇒空母イントレピット - a photoset on Flickr