M-04L シェイクダウン走行@D-Drive Sports

先日ダイレクトドライブ専門(および二輪駆動)ラジコンサーキットである、D-Drive Sportsさんへと行ってきました。

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なにせこの昨今の酷暑、30度なんて余裕で越す気温。おそらく35度前後はあったと思うのですが、ピットが日陰なのと、風が通る地形でなんとか炎天下の中を過ごすことができました。当然汗びっしょりにはなりましたけど。

今回は二駆専門ということで、前輪駆動(FF)のM-03Mと、後輪駆動(MR)のM-04Lの2台を持ち込みました。M-04Lはシェイクダウンということでドキドキのコースインです。

走ってみるとなんとも素直な操縦特性。暫定の足回りということもあって、アンダーが強いのですが、リアが破綻することもなくペターと走ります。ただ好みはもっとヨー軸が前の方なのでスプリングをあれこれと交換して試すことにしました。

温度が高かったせいなのか、コースインしてすぐ、しばらくたってから、さらに時間がたつごとに車体の動きやグリップが変化します。コースイン直後はタイヤがあったまっていないかのごとく、グリップ力が低くてアンダー・オーバーが出やすいです。しばらくたつと安定してきてグリップするのですが、しばらくたつと今度はロールが切り替わらなくなってハンドリングがダルになってしまいます。なにせ外気温35度、タイヤ40度、路面温度48度くらいでしたから、色々と熱の作用があるのかもしれません。

FFであるM-03Mは前回のラジコン天国での走行とセッティングが大幅に違ってきてます。というのも比較すると全体的にグリップが低かったためにスプリングはソフト方向にと振りました。ところがリアのスプリングレートを極端に落としたところ、今度はS字で全然荷重が切り替わらなくなったのでリアのスプリングレートをアップ。すると今度はリアの粘りがなくなってしまい、リアが出やすくなってしまいました。この傾向はバネセッティングで完全に消せないので、仕方なくドライビングでカバー。ターンインでアクセルオフ、リアが出たところでアクセルオンでヨーモーメントを打ち消すような走り。つまりはFドリなわけですが。アクセルをラフにあけるとハンドルを切っていてもまっすぐ進む、アンダーになります。そのため、アクセルを開けるときはジワーっと。コーナリングは基本に忠実、スローイン・ファーストアウトで、ブレーキを積極的に使いました。

一方MRであるM-04Lはリアにブレーキがかかるので急激なブレーキは即スピン。そのためコーナリングはアクセルオフしてスムースにターンイン。アクセルハーフでコーナリング、立ち上がりにかけて全開にしていくという形。アクセルオンをしているとリアが巻き込む挙動が出てくるのですが、これがなんともMRっぽい動きで感動してしまいました。運転のしやすさでいうととても素直で、FFがブレーキやら、Fドリやらでトリッキーな運転をしなければいけないのとは対照的でした。

コースインしてすぐはタイヤがグリップしていないためにラフなアクセル操作はスピンのもとで、ブレーキもスピンを恐れて使わなかったのですが、よく考えるとEPAを調整して効きを弱めればよかったですね。次回はそれを試してみようかと思います。

M-03Mと比べてペターってしているのはロングホイールベースのせいもあるのでしょう。またロールが多いような気がして、比較的S字の切り替えしが苦手なイメージです。スタビ装着でもっとキビキビ感を出せるといいなと感じました。またダンパーオイルを#900を使っているのですが、もっと柔らかくてもいいようなイメージです。

今回は1pmから8pmまでいて、プロポの時間は3h30mを指してたので相当走りこめました。しかしそのおかげで転倒、激突も多かったですから、結果、ボディはぼろぼろ。しまいにはサーボホーンまで折れました・・・

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希少なS2000ボディがあっというまにこんな姿になったのは悲しいですが、まあラジコンなんてそんなものと諦めてます。スイフトボディも痛車にするまえに、かなり汚れてしまいましたね。タイヤも相当減って、M-03Mの方は途中前後ローテーションをしました。溝はすっかりなくなってしまったので、そろそろヤバイです。

一緒にいったマイミクさんはスポンジタイヤを利用していて、グリップ力は高いし、経済的だというお話です。それにも惹かれますが、実車のようなリアルな挙動を楽しめ、繊細なアクセルコントロール、ラインどりなどを練習するためにもしばらくは標準タイヤ(M-03Mは60D,M-04Lの方はミディアムナロー)でいってみようかと思ってます。