京王線地震遅延にみる、将来の不安

昨日は明け方に起きた地震のため、朝の通勤ラッシュの京王線のダイヤが大幅に乱れました。

公式発表では詳しい経緯はまったくといっていいほど明らかにしていませんが、ブログを調べる限り、こんな感じです。

地震検知

徐行運転(速度規制)

輸送量ダウン

混雑アップ

乗降に時間がかかる

遅延

輸送量ダウン

デススパイラル

地震は仕方ないです。明け方のため気付いてない人も多かったようですが、私の住んでいる高尾の方ではガツンと縦揺れがきて目を覚まし、このまま関東大震災レベルになるかと、ヒヤッとしました。震度3とありましたが、体感上はそれ以上に感じましたけど。

おれさまblog | 大遅刻

っていうか京王線は脆すぎる。雨が降っただけでダイヤが乱れるからね。ノロノロ乗降している乗客も悪いんだけど。ここで何度も書いているように、ダイヤ編成がダメなのよ。順調に運行できて初めて上手く回るように組まれている。だからちょっと遅延が起きるとたちまち脆さが露呈する。

だいたい、特急、準特急、急行、通勤急行、通勤快速、快速、各停の7種類も必要ないって。もっとシンプルにしないと。

京王線仲間のiPodStyleさんによると、電車遅延は相当多く、それこそ特に理由もなく5分、10分と遅延するそう。私は出発する時間が比較的遅いので影響は少ないものの、それでも下り列車が5分、10分遅延している風景はよく目にします。

電車の種類ですが、確かに多いですね。これが輸送力につながっているのでしょうか。朝のラッシュ時は特急系は走らないので、停車駅も多く、それがまた電車遅延の原因を作っているようにも感じます。

JUST BY MYSELF: 地震の影響で遅延

そもそも、調布駅の配線構造に問題ありです。本線と相模原線は平面交差なので、平常時でも本線の下りと相模原線の上りが競合し、不必要な信号待ちが発生します。これに遅延が加わると、更に団子状態。小田急の新百合ヶ丘や相模大野との大きな違いです。今後の高架立体交差化への期待が高まります。

小田急は殺人的ラッシュでしたが、複々線化工事の進行によってかなり改善されたようですね。それでも各駅停車と急行とで、大きく違い、急行は相変わらずの混みようのようですが。

調布駅の構造は問題ですね。以前調布に住んでましたが、相模線が待つと、付近の踏み切りが空かずの踏み切りになって何分まっても開かないんです。すると駅にもたどりつかない・・・。すると踏み切り無視で横断する人もでてきて、危険極まりない。

そらめく日々: 「地震の影響で電車はただいま30分ほど遅れておりますが」

女性専用車両は中止。が自然と先頭車両に女性が集まる。この状態で突撃できる男は勇気があるなあ。

この女性専用列車、なんで強冷房なんでしょう。薄着のおねえちゃんたちが凍えて上着をはおる姿をみて、

「環境にも、健康にも悪いことしている」

という意識を持って欲しいものです。

実はちょっと気になるのが、最近の京王線、なにかおかしくないか、ということ。今回のダイヤは導入してから遅延続き、冷房はいつも狂冷房、いや強冷房で、前日が暑いと寒く、当日が暑いともっと寒く、雨が降っても寒いという、とにかく寒けりゃいい!という効かせ方。

混雑はひどく、新宿駅のホームは限界。夜の時間など都営新宿線とつながっている4番ホームは通行ができなくなるほど。あれは早晩、転落事故などがおきかねません。

橋本延伸が終了して、ヤル気がなくなったんじゃないかと思うくらい、混雑緩和への次の一手が見えません。相模原線の人口はこれからも増える一方ですから、早めに輸送力アップの手立てを打たないと、毎日が今回のようなことになる日も近いのではと心配になりました。