パイオニア新型サイバーナビ・ブロガー向け発表会の裏側

先日パイオニアの新型サイバーナビのブロガー向け発表会に行って来ました。

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(写真:パイオニアの美しいナレーターコンパニオンさん)

昨今ネタサイトとして有名になってきたギズモード・ジャパンで表向きの記事を書いてますのでご紹介。

[パイオニア新商品発表会【前編】:サイバーナビというよりもセレブナビ : Gizmodo Japan(ギズモード・ジャパン)]
[パイオニア新商品発表会【中編】:メーカー御三家に宣戦布告! : Gizmodo Japan(ギズモード・ジャパン)]
[パイオニア新商品発表会【後編】:来年はシャア専用モデル登場!? : Gizmodo Japan(ギズモード・ジャパン)]

続きを読むでその裏側をご紹介します。

最近流行りの「ブロガー向け発表会」ですが、そういったものが増えてきた背景には従来のマスメディアによる広報がユーザーの心に響かなくなっているのがあるのでしょう。そして新しいメディアとしてブロガーの手によるブログが注目され、現在試行錯誤を行っているフェイズです。

企業も試行錯誤であれば、一方招待されるブロガーも困惑気味。招待されれば嬉しくなって参加するものの企業に見られていることが明確なので気を遣ってしまい、いつものように気楽にエントリーできません。

しかも参加するブロガーが製品に対して深い知識や経験を持ち合わせてないこともあるわけですから、そもそもの話が通じないことも。逆にそれを狙っているところもあり、記者や専門家以外のまったく新しい視線や切り口で語ってもらうことを期待しているのかもしれません。

そういった思惑があるのかないのか、今回のパイオニアのサイバーナビ・ブロガー発表会は比較的バラバラなユーザー層が集まったようです。もっとも特徴的なのが「同伴者」というシステム。つまり熱心なナビ信奉者や車好きのブロガーが集まったとしても、同伴したのは奥様だったりするとただ連れられてきただけ、という人もいたようです。

商品説明が長い割りに、ディスカッションの時間がとれず、それも各個人に直接持ちまわりで意見を聞くというスタイルに終始してしまったので、各個人の持ち時間はほんの数分。ブロガーは基本的に意見をもっていて、語りたい人種なわけですからちょっとこの方法は効率が悪いように思います。

意見を聞くスタッフをブロガー1人につき2名つけるなど個人面談方式にして、ブロガーに60分まるまる喋らせて深いディスカッションをさせるのとかはいかがでしょうか。なにせあんなにスタッフが余っていたんですから。

またブロガー同士のディスカッション、ブレストに近いような会話も欲しいところです。今回のスタイルがパイオニアと各ブロガーの図式になっていて、ブロガー同士での交流や会話が無かったのがとても残念でした。

こういったことを踏まえて、是非また次回も企画して下さい。楽しみに待っていますので。
最後になりましたがスタッフの方々、お疲れ様でした。