新型シビックタイプRが地味に発売開始されていました。
Honda|クルマ|シビック TYPE R
DrivingFuture - ホンダの走りのDNAが凝縮されたピュアスポーツ シビック 4ドア TYPE Rが発売
さあこれからが正念場です。タイプRを売って売って、売りまくるためにたんと試乗車が用意されています。
お近くの地域を是非クリックしてみて下さい!その数たるや・・・
(2007/3/29現在)
北海道 0
東北 1
関東 6
中部 2
関西 1
九州 1
堂々の11台!?しかも関東の3台は一店舗、栃木ですからホンダのお膝元。ですからディーラーの店舗数でいうと9店舗ですね。
東京・神奈川・埼玉で0ってのは試乗は絶望的です。これからに期待しましょう。
さてそんなショックからさっさと立ち直って今回のFD2型シビックタイプRのいいところを探してみます。車庫入れに重要な最小回転半径。
5.9メートル
オデッセイは5.4メートルなのに、5.9メートルとは。4WDのインプレッサでも5.7mとなってますが、それを上回る大回り性能です。きっとドライブシャフトが極太で絶対に折れないに違いありません。
さて今回インテグラタイプRを超えるサーキット性能を発揮した立役者は何か?やはりエンジンにつきます。車はやっぱり心臓が命。それを数字で実証するとすると、トルク曲線です。
[の] のまのしわざ: S2000 F22C vs F20C トルク曲線のグラフに今回の新K20Aのトルク曲線を重ねたものです。
もはや2.0L最強といっても過言ではありません。旧K20Aを全域で上回り、7000回転をわずかに超えるまではF20Cすらも上回るトルク。これをつながりのいい6速ミッションで回すのですからなるほど、速いわけです。
さらにブレーキング性能はブレンボ+大口径キャリパーで補強。タイヤはこのクラスとしては尋常ではない18インチホイールに、インプレッサでゴーゴーうるさかった印象のRE070タイヤを装着。コーナリング性能もアップしていることが伺い知れます。
サスペンションはDC5/EP3とは違いコンベンショナルなフロントストラットサスペンションに、リアは新開発のダブルウィッシュボーン。スプリングとダンパーが分離したタイプで、最近のFF車に多いですね。ヨーロッパ車は古くからこの形式が多いのですが、最近日本車もこのようなタイプになってきました。車高調整が面倒そうですが、別々に交換できるのは良いかもしれません。
車両重量はエアコンありで1270kg、エアコンレスで1250kgと健闘しています。ヨーロッパの3ドアシビックタイプRは1300kgを超えていますので、って、エアコンレスがラインナップされているのがさすがタイプRです。
奥様に見せたところ、
「オデッセイ?」
はい、似てます。
「オートマは?」
あるわけないでしょ。
「やだなあ、君と同じ車を運転するなんて」
え、運転する気ですか?
運転するならMT練習してからにして下さい・・・ってS2000で練習ですか。
早く実車を見てみたいですね。あとS2000との対決ビデオとか。ベストモータリングやHot Versionに期待です。