スズキスイフトに乗ってみた

面は丸いですが、プロポーションはかちっとした2ボックス形状のコンパクトカー。そのため前席のヘッドクリアランスは大きく、広い印象です。

助手席にチャイルドシートを付けてみて分かったのがセンターピラーが前より。そのためシートベルトが生えているところから一旦後ろ側にひっぱってチャイルドシートの肩固定金具を通す必要がありました。せっかく助手席エアバッグ対策でシートを一番後ろまで下げているのですが、これでは前に出てしまいそうです。あとこの状態では結構リアシートの足元は狭かったです。

運転席に乗り込んでみて思ったのはまずATのフロアシフトが低いこと。これまた三菱アイ同様、なんだかよくわからないゲート式のATなのですが、アイよりもリーズナブルでしょうか。Dから右にしてD3、左下で2、さらに左下でLです。しかしガチャガチャとやっていたら「ぴーぴーっ」というブザー音、どうやらいつのまにかにNを通り越してRまで入ってしまった模様。

走りはなかなかによく、ロールは大きいものの吸い付くような走り。「そうそう、オレって軽量コンパクトFFってすきなんだよな~」と改めて思いました。荒れた路面でも乗り心地は良く、最近の車は良く出来てます。

一方で残念なのが動力性能。ギア比が離れた4ATと、盛り上がりのないエンジンで非常に平凡なイメージ。アクセルを開けたくならないというか、あけてもこんなものなら燃費走行しようと思ってしまいます。とはいえそのレベルはトヨタパッソ程ではありませんが。排気量は1.3Lか1.5Lかは知りませんでしたけど、どっちだったんでしょうね。1.5Lでこれだと悲しいですが、車重は1000kgありますから仕方ないところでしょう。ATではなく、MTだとまたイメージが違うかも知れませんね。

コンパクトなので多摩の狭い峠道もスムースに走れました。足にするにはいいですね。もうちょっとハイパワー&クロスしたMTだと俄然やる気になってきます(何をだ??)(w