失業ドラクエ:社会保険(国民年金編)

こんなところでTipsを得ても二度と使う機会なぞ欲しくないんですけど、仮にもしも退職する方がいる場合の参考までにエントリーしておきます。

退職した場合に会社から「離職票」というものが発行され、これをハローワークに持って申請して初めて離職していると認められます。離職理由が自己都合だと、給付制限3ヶ月となり、つまり3ヶ月は給付されません。その起算日は申請日から1週間後で、そこから起算して90日以降に晴れて「失業手当」を貰う(受給する)ことが出来ます。

この申請が遅れれば遅れるほど受給も遅れるので速攻で行かなければいけません。で私もそう聞いていたので早速行って来ました。

申請自体は1時間ほどで終わったのですが、この後に落とし穴が。

社会保険(国民年金)の切り替えにと市役所と向かいました。

私「離職したので国民年金への切り替えををお願いします」

担当者「離職票をお持ちですか?」

私「さきほどハローワークで提出してきました」

担当者「失業中は国民年金の支払いが免除できるのですが、その申請には公的書類が必要で離職票(雇用保険被保険者離職票)の写しが必要なんです」

私「えええー(もちろんコピーなんて持ってない)」

担当者「そういう方多いんですよねえ。先にこちらに来ていただければいいんですけど。」

私「これじゃだめですか?」

雇用保険受給資格者のしおりを見せる

担当者「この後発行される正式な書類、雇用保険受給資格者証が出来たら申請できます」

担当者「しかし申請から免除が認められるまで数ヶ月かかります」

私「その間の支払いはどうなるんでしょうか?」

担当者「滞納して下さい」

私「ま、まじですか?」

担当者「2年まで滞納するのは無利息、罰則なしです。ですから不利益はありません」

私「(いや、そういう問題じゃないような)」

担当者「申請が年度をまたぐ場合は面倒になるのでまたがないように」

私「もう12月なんですけど、12/31までにということですか?」

担当者「年度は7月から6月までです」

私「(なんて中途半端な・・・)じゃあそんなに遅くならければいいんですね」

担当者「そうです。ただし障害を負う様な事故で障害の年金を受ける場合は直近の納入実績を調べて未納があると問題になります」

私「(それって、リスクあるじゃん・・・)」

・・・

ということでとりあえず国民年金への切り替え、なぜか住民票の異動届を書いておしまいになりました。国民年金は住民票にひもづいているようです。また手帳がありますけど手帳にはもう意味がなく、番号のみが重要で番号を控えておいて下さいとのことでした。

結論。

1)ハローワークよりも先に市役所の国民年金窓口へ

2)または離職票のコピーを必ずとっておきましょう

以下参考まで

ハローワークインターネットサービス

Q4. 失業して収入がなくなったことにより、社会保険料の支払いが家計を圧迫しています。社会保険料の減免措置や、延納・分割払いなどの特例はないのでしょうか。



(中略)
二つ目は、保険料の納入義務がある本人・世帯主・配偶者のいずれの方にも所得がないなど保険料を納めることが著しく困難と認められるときです。この場合は、これらの方々の所得を記載した申請書により、市区町村を通して申請を行い、社会保険庁長官が認めた場合に限り保険料の全額または半額が免除されます。なお、申請年度もしくは前年度における失業の事実を明らかにする公的機関の証明(雇用保険受給資格者証の写しや雇用保険被保険者離職票の写しなど)が併せて提出されれば、失業されている方以外の所得を免除基準に照らして、保険料の免除が受けられることとなります。(申請免除)