オーリンズDFV仕様変更

ホンダS2000用オーリンズDFVをジムカーナ練習1回で早速仕様変更(贅沢・・・)。減衰力のグラフはショックテスターと呼ばれるもので測定をして出力します。

リア(ノーマル・仕様変更前)
20061029/s/dsc01182.jpg

リア(仕様変更後)
20061029/s/dsc01183.jpg

グラフですがY軸上が伸び側、下が圧側(縮み側)、X軸がピストンスピード[m/s]となってます。
3本書かれているのはそれぞれ20段調整のうち 1番、4番、7番での値で、1番がもっとも減衰力が高い曲線を描きます。

今回の仕様変更ではリアの圧側を高く設定しているのがグラフの曲線から分かりますね。まあグラフにするとこんなものなんですけど、これで車の動き、バランスがググッと変わるんだから不思議なものです。まさにオーリンズマジック。

このオーリンズDFVは伸び側調整なので、基本的に番手を変えてもさほど圧側は変化しません。
そして曲線からも分かるように調整で大きく変化するのは0.1m/s以下の微小領域で、これがもっともハンドリングに関わる部分です。全体の硬さも勿論変化するのですけど、オーリンズの良いのはこの微小領域できちんと減衰量が変化する精度の高さと言われてます・・・が、もう10年以上オーリンズサスペンションに乗り続けているのですっかり慣れてしまいました(^^;

街乗りくらいのスピード領域ではかなりいい感じになっているのでサーキットやジムカーナ場を走るのが楽しみです。

仕様変更したプロショップ:ガレージグループ4