まるで更新する時間がないので、発掘した昔のネタ帳から。
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オデッセイに乗っているときの事。子供を後部座席のチャイルドシートに座らせていました。
子供「パパー、窓あけて(あけさせて)」
自分:ウィンドウロックを解除
子供:後部座席の窓を自分で開ける。しかし、スイッチを押し続けても一部ガラスが残っている。
オデッセイの後部座席は窓面積が広く、ガラスすべてがドア側に引き込まれず、一部が残る。
子供「パパー、窓が全部あかないよー、開けてー、開けてー」
自分「ごめんねー、後部座席の窓は全部開かないのが・・・
仕様
なんだよ」
と言ってみたものの当然通用しませんでした(当たり前)。
さてこの話から分かること。
子供は窓が全開になるのが普通だと思っている。事実前部座席の窓は全開になる。
一部ガラスが残っているのは全開ではない、全開になってほしい。
これに対してメーカーのいい分。後部座席は窓面積が大きく、ドア側にガラスすべてを収めることができない。また十分窓は開いている。これが仕様。改善予定なし。といったところでしょう。
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作る側と使う側の常識のベースがずれているのでこういうことが起きてしまうわけですね。メーカーが努力するとしたら窓を全開にするか、全開にならないことをいかにユーザーに伝え、説得できるかというところにかかってます。物理的にもう窓が全開にならないのであれば、もう全開にならなことが逆に物理的に分かるようにしてあげればいいはずです。きっと2歳児にわかれば、どんな人でも分かってくれることでしょう。
または技術的ブレイクスルーで窓を全開にするか。この場合はコストを単価に載せた時、消費者がそれを認めてくれるかにかかってきますが。
子供と接していると色々と気づかされるものです。