人生４０年近くも生きてようやく分かることがある。世代による常識、非常識の違い。例えば
・電話といえば黒電話で必ず玄関先にあること
・TVといえば白黒
NTSC方式の素晴らしいところは、白黒TVとカラーTVの放送が混在できたこと。下位互換性を保ちながらカラー方式を導入できた、なんていうトリビアはともかく。電話が玄関先にあったのは、電話が貴重で近所の人が借りに来ることがあったから、だそう。
ところがだ。そんな時代を生きていた私の子供はといえば、２歳にして普通に携帯を使って話す。というか固定電話の存在を恐らくよく分かってない。
そして子供の最近の常識。動画といえばyoutube。
朝っぱらから
「ミニクーパーみせてー」
「フェラーリがみたいー」
「インプレッサみせてー」
といわれるたびにyoutubeで検索して見せている私のせいなのだが、TVをいくらひねってもそんな動画出てくるわけないんだから、仕方ない。
あ、TVひねるってもう言わないね。ひねったのはあのガチャガチャ方式のチャンネル（正式にはロータリーエンコーダー？）。
そんな子供が大人になったときに放送ってどうなっているんだろうなあ。