911 (September 11th)の日常と非日常

5年前を振り返ってみます。

以下すべて2001年9月11日撮影。

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セントラルパーク入り口近く。すべてのバスが運行を休止。これだけ並んだのを見るのは初めて。

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セントラルパークの風景。上半身裸で日向ぼっこをするいつもの日常どおり。ただ違う点があるとすると・・・

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池の対岸のビルの上に立ち上る煙。

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アメリカでは各所に国旗を掲揚しているが、この日はすでにすべてが半旗となっていた(写真右)。

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各アベニューからWTC方面を眺めてみる。ビルの合間からやはり見える煙。当日はくっきりとした煙であったが、次の日からはもっとモヤのようになり、toxicな臭いも含まれて来た。といっても風下の方だけだが。

・・・

多分このときは本当に何が起きたか良く分かっていなかったのだと思う。分かっていたのはワールドトレードセンターが消え、煙に変わってしまったこと。そしてその煙の中に消えていった多くの命があるということ。そしてそれが事故ではなく、計画された故意の出来事であったこと。日本でいえば突如富士山が爆発して消滅してしまったくらいのビジュアル的なインパクトがあったこと。

すべてが余りに突然過ぎた気がする。しかし大きな混乱もなく、日常生活は淡々と営まれていった。