明治維新は薩摩藩士の活躍があってこそ

鹿児島という街は初めて来ました。正直なにも前知識が無かったので、とりあえずガイドブックのすすめるままにこちらへ行ってみました。

20060322-02/s/dsc_5353.jpg

維新ふるさと館のご案内


維新ふるさと館のたつ「加治屋(かじや)町」。
ここから、西郷隆盛や大久保利通をはじめ、数多くの明治維新の英傑(えいけつ)
が飛び立ちました。
だから、加治屋町は”明治維新のふるさと”。
維新ふるさと館では、近代日本を創った英傑たちの心をしのぶこの地で、音や光の
あふれる空間・ジオラマや、等身大ロボットなど、ハイテク技術を用いた展示方法
によって明治維新の熱い歴史を、わかりやすく、楽しく体感できます。

これが意外と良いです。3月にrenewal openしたばかりで綺麗、interactiveな展示も数多くあります。そして20分で明治維新を振り返ることのできるシアターは必見です。何せあの井伊直弼は

超極悪人扱い。

何からなにまで視点は

薩摩中心

実際ここ薩摩藩士が明治維新に対して大きな貢献をしていたのですが、それにしても西郷隆盛は英雄というよりも、もはや神。西郷隆盛の非業の死を痛んで上映は終了しました。そして

「ああ、鹿児島が近代日本を作ったんだなあ」

とシミジミ思うこと請け合いです。はっ!?

結構歴史の教科書の解釈と違うところがあるようですね。西南の変は内乱、反乱軍を政府軍が治めにいくというものですから西郷隆盛は敵なわけです。しかしそれも鹿児島の人にとっては政府軍が攻めてきたのだから仕方ないといった解釈になるわけです。やはりその土地からの視点は違いますし、それは実際に行ってみると非常によくわかりますね。

20060322-02/s/dsc_5350.jpg20060322-02/s/dsc_5352.jpg

アテンダントの方が皆さん親切で、とても気持ちよく過ごせた点も良かったです。