Six Apartが面白い理由

転職してもうすぐ1年が経つわけですが、時間が過ぎるのは早いですね。まだ1年、もう1年です。

この会社のいいところは若いベンチャー企業で、「ブログ」の成長とともに成長をしているところで、悪いところは会社としての組織がまだ出来上がってない、仕事が手順化されてない、経験不足といった点でしょうか。まあどこの会社でも一長一短があります。最近はベンチャー企業にありがちな歪みが出てきて、さすがは創業3年目ともなるとベンチャー企業の3年目のジンクス、試練に立ち向かうことになる気配です。

そういった中でも悲壮感も無く、飄々とやっていけるのはやはり周りにいる人たちが良いからに尽きるでしょう。
仕事先、取引先を含め、一緒に仕事をしてすがすがしさを感じます。実際にはかなりの苦境、逆境に立たされているのですが、希望を持ってしっかりと取り組んでいこうという気持ちになれます。

ひとつの理由は、個人個人の個性でしょうか。明確に意見やコダワリを持っていて、節度をもってぶつけ合うところはエントリー&コメント&トラックバックの応酬のようでもあり、さすがはブログ関係者と思う場面があります。

そしてもうひとつは色々な背景、経歴を持っているところでしょうか。大学に情報学部ブログ学科があるならともかく、そんなものはないので色々な経歴、職歴を持った人が働いています。インターネット系の背景を持つ人が多いですが、全員でもありません。そんな個性がごろごろとしていて、噛み合わないような、噛み合っているような形で仕事を進めているというのが現状です。

エンジニアでいうと、例えばSix Apartのメイン言語はご存知のように Perlで、CPAN万歳な人たちが主流な会社です。しかしゼロから開発するならいざしらず、すでにコードベースがあって機能拡張、バグフィックス、メンテナンスを行う場合には別にプログラミング言語が操れる人であればPerlはさほど難しくないです。プログラミング能力だけではなく、Apacheの知識やDBの経験、サーバの運用経験なども有用だったりします。さらにいうとドキュメンテーション能力や、ソフトがどう動くのかなどを理解し、人に伝えるコミュニケーション能力の方が重要な場面も多いです。つまり一人ガリガリとPerlでプログラムを書く、という状況よりも皆で「このコード、どうなってるの?」「設定の仕方教えて」とか言ってワイワイやりながら仕事をする環境でしょうか。お互いに専門領域が違うので、色々な知識、経験を学べるのがいいところでしょう。

昔はdog yearというような言い方をしてましたけれども、大企業で安穏と1年を過ごすのとは違い、とてもエキサイティングな時間を過ごせます。ここでの1年の経験はきっと数年分の経験となること請け合いです。日本法人の構成メンバーを良く見ると30代が多く、きっと平均年齢も30代となるでしょう。30代前半の経験をもったエンジニアがばりばりと働いているので、20代の若い経験の浅いエンジニアも学ぶにはピッタリかも知れません。一方USはもっと年齢層が若く、実力も勢いもあるメンバーが多いので刺激的です。ベンチャー企業というと若いメンバーだけで経験が無い、浅いために自滅をたどるというイメージもあるでしょうが、30代、40代の経験あるメンバーも多いので、人数が少ない割りにバランスしています。

そんな多様なメンバーがいるSix Apartですが、人手不足です。敷居が高いと思われているのか、オフィスが狭いと思われているのか、英語が喋れないとダメと思われているのか、こんな人がいるのは変と思われているのか分かりませんが、門は開いてます。オフィスは移転して3倍の広さになる予定ですし、英語が喋れる人の方が少数ですし、これはネタであって本当にこんなことはいってないので大丈夫です。Perl出来ないから、、、という人も多いですが、Javaが出来るひとならPerlも出来ます。まあそもそもJavaの人はPerl嫌いという宗教的な理由もありましょうが、それはそれ。プログラマーだけではなく、運用担当者や、QA担当者など広く募集中です。CSS/XHTMLが分かる人も貴重です。インフラ設計、運用経験やSI経験もきっと役に立つことでしょう。新しいことにチャレンジしたい!とか、これからはブログだ!とか、今の会社は色々な意味で狭すぎる!とお思いの方は是非考えて見て下さい。

Six Apartは広くエンジニアを募集中です。

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枠に該当しなくとも、上記の経験があるという方は考慮しますので是非一度声をかけてください。別にオフィス見学だけでも、赤坂で韓国料理を食べたいというのでも構いません。よろしくお願いします。