教科書採択

今NHKが杉並区の扶桑社の歴史教科書を採択したことに触れ、教科書採択についての番組を放送しています。

私の高校時代に(多分)社会の先生が、

「これ、教科書だけど使わないから」

といって4月に使わない教科書を配布したことを思い起こします。

その後その先生は教科書検定というのがあって、検定を通った教科書の中から選ばなければいけないこと、選んだ教科書は使わなければいけないことを説明していました。しかしその先生はその教科書を不適切だからといって使わないことを最初に宣言し、実際毎回プリントを配布したりして使っていませんでした。

これはあくまでもエピソードですが、こういって教育委員会が採択した教科書を現場で使わないことがあるわけですから、実際どうなるかなんてほんと、分かりません。

そもそもの検定制度自体にも問題があることも忘れてはなりませんね。

そういえば「ダム反対」とか「国旗掲揚反対」とか、校庭で牛を飼おうとか、なんだか社会派最先端な学校でした:)とはいっても戦後初めて国旗掲揚した学校でもあるんでしたね。わけわかりません(^^;

のまのしわざ:「日本の父へ再び」グスタフ・フォス著