VOLVO V50を見に行く

輸入車といえばうちではやっぱりVOLVO。ということで本日ディーラーに行ってきました。

Volvo V50

VOLVO V50

ショールームにはV60 2.4 Sport EDITION, V70 2.4, V70R!! の3台が置いてありました。むちゃくちゃV60は好みなのですが、なにせ今回はコンパクトな5ドアを比較するというのがテーマなのでおいとき、V70Rはもちろん興味あるけれども綺麗すぎて座りもしませんでした(^^;

残念ながらV50は試乗車がないとのことでしたので、駐車場にあるナンバーがついてない新車のV50 Leatherパッケージで商品説明を受けました。

シートは比較的柔らかく、サイドはタイトではなくて比較的ゆったりした作りです。横Gに絶えるとか、そういうものではないですね。パワーシートに3種類プリセット可能なメモリー機能付きです。

Aピラー、Bピラーの太さからビジュアル的にフレームがしっかりしていて安全性が高いことを伺わせるのがVOLVOの特徴ですね。

キーがすでにキーではなく、IDカードっぽくなっていてハンドルコラムではなくインパネに刺す形式になっていました。これも衝突安全性を考えて硬いキーによる脚の損傷を防ぐという配慮だそうですが、未来的でもありいいですね。最近のBMWもそういった形式だったような。もちろんイモビライザー内蔵だそうです。

シートについてですが、社内に専門の設計チームがいるそうで、安全性を考えているとのこと。ドイツ車同様腰痛対策をしているのですが、ドイツ車は面圧の分散を表皮で行う思想で比較的あたりが硬いそうなのですが、VOLVOの場合は表皮は硬くせず、最適な硬度のスポンジを使って全体で面圧を分散させる方法を採っているそうです。同じ目標ですが違うアプローチなところに国民性の違いが出るのでしょうか。今まで乗ったVOLVOのシートは好印象なので納得です。

エンジンルームを見せてもらいましたが5気筒エンジンが横にデーンと置かれています。S80の横置き6気筒エンジンを見たときは正直めまいがするほど衝撃を受けましたが、5気筒なら知らなければ4気筒エンジンだと思ったことでしょう。最近のエンジンなので前方吸気、後方排気です。後方排気部分にスペースが設けてあり、ぶつかったときはこの空間が狭まるような設計になっているそうです。

エンジンルームで驚いたのは、標準でアーシングされているという点です。ついにメーカーでも採用するようになってきたんですね。HKS サークルアースシステムのように半円形のプレートがサスペンションのストラットの上についていて、そこへまずバッテリーのマイナス端子がぶっといコードでつながれ、いくつかの端子がそれぞれあちらこちらへとアーシングされているように見受けました。逆側のストラットにも2つくらいアースラインが接続されていたようなので、けっこうみっちりとやっているようです。プレートもボディ色に塗装されているので目立たないのですが、きっと効果があることが立証されたのでしょうね。

次に驚いたのがボンネット裏にダクトがあること。ラジエーター前から吸気し、バッテリーに対して導入しています。バッテリー自体はカバーに収まっているのですが、端子部分から空気を導入して冷却するようです。確かにバッテリーは熱を持つと劣化が進むし性能が落ちるのでなるほどです。冷間の始動性をあげるためにカバーがついているのは最早一般的ですが、冷却までもですか。こういうのは輸入車では一般的なのでしょうかね?

ところで話を聞いていて思ったのは、スウェーデンにおける自動車の役割はtransportationよりももっと必要性の高いもので、lifelineですね。車のfun to driveでは例えばレガシィの方が楽しいそうですが、疲労度の少なさでは段違いに楽だそうです。これはちょっとしたところに出かけるにも数百キロ走行することが普通で、奥さん、おじいさんに運転を代わることが日常。奥さん、おじいさんでも同じようにリラックスして安全に運転できることを目指して設計しているそうです。それならパワーシートに3つメモリーがあるのもうなづけます。余暇を過ごす相棒というより、生活の一部。刺激よりも安らぎ、癒し系なのですね。その上で刺激的なモデルを用意しているようです。

メーカーの方向性としてはベンツやBMWをライバルとして同じくらいのステータス性を持たせたいというのがあるそうですが、上記のような背景があって同じようには決してならないだろうというのがディーラーの方の意見でした。

やはりお国柄がメーカーの性格、車の性格を決めるんだなと改めて思いました。

ちなみに奥様はディーラーの方の態度から車のデザインまでとてもお気に入りでした。さすがはスウェーデン好き。