最近富みに成長著しい長男坊。特に言語が発達してきて色々な単語を使うようになってきました。これは言語脳が出来ていたというのもありますが、同時に認識力が相応に成長している現れかと思います。
以前のエントリーで時間軸や所有の概念がまだと言っていましたが、どうやら所有の概念の元となる「取られるかもしれない」という恐れが出てきたらしいです。人に取られないよう、自分のお気に入りのおもちゃを掴んで離さなくなってきました。もうひとつ、最近TVがお気に入りのようですが、母とTVのどっちを取ると選択を迫るとTVを取り、見終わったら母のところに来るように予め行っておくと、TVの後に母のところに帰ってくるそうです。つまり行動の前後、時間軸の概念が出てきたようです。
なにせ彼はまだ2年弱しか生きていません。それでも彼なりにこの世界と社会の構成を理解し、自分の欲求と折り合いをつけながら生きているようです。
よく子供の視線で物事を見たり、考えたりしましょうと育児本でいいます。物理的にしゃがんでみるというのも大事です。ただ彼がどうしてそういう選択に至っているのか、彼の視点にたって考えるというのはなかなか難しいものです。どうしても大人の論理や先入観が邪魔をして、大人の論理を強制しがちです。
最近よくやっているのは、昔を思い出すということです。つまり自分が子供時代にどんなアクションをとっていたか、どんなロジックで物事を考えていたかです。なかなかロジックは思い出せませんが、アクションは思い出せます。子供そっくりです。そして子供がそういった行動に至る理由があることは理解できます。なぜなら自分は子供の時にはやっぱり一生懸命考えてそういったアクションをとった記憶があるからで、ロジックは思い出せないものの、なんの理由もなく、単に本能でそういったことをしているわけではないことは覚えているからです。
一番面倒なのは感情のコントロールが出来ない点です。泣くにも2種類あって主張する「鳴く」と、本気で涙流して目をつむって「泣く」があります。「鳴く」くらいならたいしたことないので、それくらいで彼のロジックを理解してあげて、気をそらしり、別のことをrecommendしたりすれば収拾はつけられます。一番面倒なのは、一度「泣いて」しまったとき。そうなると感情的でもうしばらくは手がつけられません。
今後はさらに言語能力が発達して、言葉を操って自己主張しはじめるんだろうなあと、今後の成長が楽しみです。とりあえず、最近のお気に入りはシャベルカー、通称「ジャー」です。すでにうちにはシャベルカーのおもちゃが3つもあります。シャベルカーが載っている絵本、写真本は特にお気に入り。こないだパンツを買ってあげたらパンツに執着するのでどうしてかと思ったら、柄にシャベルカーが入っていました。町を歩けば工事現場に執着し、駅からでて「おうちどっち」と聞くと「こっち」と反対方向へ連れて行き、そこは工事現場だったりととにかくジャーハンターD。
将来はレーサーにしたいんだけど、本人の希望は土建屋なのかなあ。ちょっと心配。
ぶひぶひ
レーサーというか今流行りのWRCドライバーでしょ。