MT 3.15-jaへのアップデート

公約どおり1月中にMT3.14改め3.15がリリースされたので早速アップデートしました。

3.1Xから3.15へのアップグレードでは mt-upgrade31.cgiの実行は必要ありません。これは3.0Xからのアップグレードの時に必要だそうです。

基本はupgradeパッケージを入手して、上書きするのみでおしまいですから簡単です。以前指摘されたmtの脆弱性も対策されているため、パッチもpluginディレクトリから外して構いません。

Movable Type 3.15の提供を開始

以下、アップデートのメモ。

- ファイルの展開
$ tar xvf MT-3.15-upgrade-ja.tar ~/tmp

- mt3.12が入ったディレクトリ(ここではmt31)をコピーしてワークディレクトリmt315を作る
$ cp -r mt31 mt315

- MTのexport
管理画面からexport

- DB backup
$ mysqldump -u root blogdb -p > ~/tmp/mt20050201.dump
(パスワードを入力)

- ワークディレクトリ mt315へ 展開したMT-3.15-upgrade-jaを上書き
$ cp -r ~/tmp/MT-3.15-upgrade-ja/* mt315

- httpdを停止
# /etc/init.d/httpd stop

- 元のディレクトリ(mt31)を退避し、アップデートしたディレクトリをリネーム
$ mv mt31 ~/tmp/mt31.bak
$ mv mt315 mt31

- pluginディレクトリからパッチを削除
$ rm mt31/plugin/patch-20050124-mail-spam.pl

- httpdを起動
# /etc/init.d/httpd start

- MTの動作確認
管理画面でインデックスのリビルドを試す
トップページのMTのバージョンが3.15になっていることを確認

- その他
CMS.pmを書き換えているので、それを手作業で修正。
クイックポスト 923行付近
border指定 1971行付近

- 関連URL:
のまのしわざ:MT3.11-jaからMT3.121-jaへのアップグレード

不具合があったら教えてください。