青色LEDが世界をかえる

今日のTVで以下の会見を見たのですが、声がひっくりかえっちゃうくらい激昂してました。

和解を受けて緊急来日した中村教授。充血した目で「高裁は山ほど提出した書面をまるで読まず、最初から和解金額を決めていた。これで正義の判断といえますか」と声を荒らげ「これだけが言いたくて日本に来た。日本の司法システムは腐っている」と切り捨てた。

これ以外にも日本社会は「文系社会」だといって批判してます。一方でアメリカは「理系社会」だといっています。

よく歴史を思い出すとアメリカ合衆国創設に尽力したベンジャミン・フランクリンは科学者でもありました。雷が電気であることを発見して、避雷針を発明したそうです。避雷針は大学の電磁気学の期末試験で出たくらい重要なものです(笑)。

話は戻って、半永久的で消費電力も少ないLEDで欠けていた色が青。RGBからすべての色を出せるので、青色を出すのは研究者の夢であったわけです。TVでテリー伊藤がうまいことをいっていて、「松井がホームランを打ったからって、チームやチームオーナーの手柄になるのか?」。研究者はファシリティがなければ研究が出来ないのはいうまでもないです。しかしそこでホームランを打つのは研究者自身であって、ファシリティを持つ会社ではないわけです。

本人貢献度5%という前例を作った罪は大きいです。