突然子供が戸棚の奥からビデオを引っ張り出してきたので、ついつい見てしまいました。
『伝授 山野塾Vol.1』ビデオ
トップジムカーナドライバーであり、2004年GT選手権GT300クラス優勝したM-TEC NSXをドライブした山野哲也選手のドラテクビデオです。
約10年前のもので、車両は古いですがドラテクの妙技は今でも新鮮です。ドラテクというよりも、曲芸に近いかもしれません。山野選手自身、日光サーキットでバック走行でのコースレコードを持っていたり、JAFカップダートラで全日本ダートラ選手を抑えてジムカーナ車でトップをとったり、FFでピースサブロクしたり、呆れるほどウマイですね。ビデオ内容はジムカーナの基本操作である8の字、サイドターンをFR, FF別に丁寧に解説しているもので、曲芸といえばロードスターの螺旋ドリフトくらいです。回転半径を大きいところからどんどん小さくしていって、最後は1本パイロンの360度ターンで、そこからまた回転半径を大きくしていてというものです。その間ずっとカウンターステアをあてっぱなしです。自由に回転できるわけではなく、大、中、小の回転半径にあわせてパイロンがたててあり、そこの間をぶつけずに擦り抜けて行くわけですから、凄いものです。
もっと練習して今の車を乗りこなそうと思った次第でした。