デジタルサラウンドヘッドホンシステム MDR-DS4000インプレッション

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昨日届いたデジタルサラウンドヘッドフォンのインプレッションです。

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まずは設置風景。TVの上に乗っけたのですが、前評判どおり赤外線LEDがなぜか可視光なんです。しかも19個くらいとかなりの数。シアターばりに暗くすると結構明るいですが、デジカメ画像は実際よりも明るく映っているのでそんなには気になりません。また点滅していることもありませんので、そんなに気になりません。

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バッテリーは付属で専用単4充電池(Ni-MH)が着いてきます。端子部分に四角形状のものがついてます。普通の単4アルカリ電池も使用可能です。

装着感、重さ:
結構軽く、装着感もよいです。2時間くらいの装着なら余裕でしたが、2本ぶっつづけ、4時間映画みていたら最後の方で右耳の耳たぶが痛くなりました。

電池ライフ:
カタログスペックでは充電16時間で、7時間ほど持つみたいです。アルカリでは13時間です。スタンドにおくとすぐに充電が開始されるので、本当に連続して見ない限りバッテリーは十分でしょう。その前に耳が痛くなります(^^;

音質:

・機動戦士ガンダムSEED DESTINY

元々アナログソースのTV放送を録画したため、ダイナミックレンジが狭いことがよくわかります。cinemaモードに切り替えるとBGMとCVが離れてダイナミックレンジが広がるようで、迫力の効果音やBGMが楽しめます。

・音楽(TV録画ソース)

こちらは逆にmusicモードに切り替えてT.M.Rと華原ともみを聞いてみました。ダイナミックレンジとしてはノーマルと変わらないのですが、ボーカルがより力強く聞き取りやすくなります。

・音楽(MP3)

PSXでYMOのライディーンを MP3, 132kbpsで録音したものを再生してみました。ソースがデジタルのせいか、ノーマルでも十分です、、、ってボーカルないんですけどね。今まではTVしか音が出なかったので音楽プレイヤーとしてはPSXを使わないと思っていましたが、このヘッドフォンでならいいかもしれません。でもまたいちいちCD入れてリッピングして、しかもCDDB(gracenote)に対応していないのでイマドキ手で曲名を入れなければならないのはげんなりすることでしょう。ヘッドフォンには関係のない話ですが。

・映画(DVD)

初恋のきた道
初恋のきた道

家に5.1chのDVDはないかと探した結果、うちにはそもそもDVDがないことに気付きました。あったのはこれとルパン三世 - カリオストロの城だけ。しかもルパンは1980年公開のものなので、サラウンドどころか元々モノラル、DVD特典でようやくドルビーステレオになったというシロモノ(^^; なので友人から借りていた、チャン・ツィイー主演の純愛映画。これを初めて見たのですが、、、

・・・泣きました(^^; 「電車男」でも泣かなかったのに。

多分5.1chサラウンドの音のせいだけではないと思いますけど、音は重要だったかも知れません。特徴的なシーンとして国語の先生が生徒に朗読して聞かせて、それを生徒が復唱する場面があるのですが、そのときの音に立体感と透明感、距離感があり、本当に何人もの生徒がいるような感じがしました。映像も綺麗なのでオススメします。といっても私はチャプターをかなりスキップして見てしまいましたが。

チャーリーズ・エンジェル フルスロットル コレクターズ・エディション
チャーリーズ・エンジェル フルスロットル コレクターズ・エディション

そんなこんななのでDVDを借りにツタヤに行きました。
チャーリーズ・エンジェル
は1がテンポがよくてとても好きだったので2を今回借りてきたのですが、同じ手法でしかもオムニバス的にぶつぎりカットを寄せ集めた印象があって流れが作れきれてないなあと感じました。マンネリ化といえば適切なのかな。

・マトリックス レボリューションズ
マトリックス レボリューションズ 特別版〈2枚組〉
マトリックス レボリューションズ 特別版〈2枚組〉
これもまた評判が余りよくない3部作の最後のレボリューションズです。そもそも撮影はマトリックス リローデッドと同時に行われたし、内容的にも連続性があるので2,3と分けてしまったことが3の評価を厳しくさせてしまったと感じます。個人的には十分楽しめました。音も十分堪能できたし(^^)

1,2,3全部揃ったのが出るみたいですね。
マトリックス・アルティメット・コレクション 〈10枚組〉
マトリックス・アルティメット・コレクション 〈10枚組〉

音としては普通のTVのスピーカーと比較するならダイナミックレンジの広さと繊細な音の表現が出来ていて結構満足です。音量を上げなくても楽しめるのですからまあまあいいヘッドフォンではないでしょうかね。5.1chとしてどうかというと、どうでしょうねぇ? きちんと6個スピーカーを設置したものとはそもそも比較してはいけない気がします。ヘッドフォンのため音が前ではなく横から聞こえてしまうので、前方向にそもそも定位してないんですね。なのでぐるんぐるん回る音とかびゅんびゅん飛ぶ音とかの再現はちょっと厳しいでしょう。でも解像度や繊細さは十分評価できるので納得です。

5.1chを評価するDVDとかないんですかね?

5.1chサラウンド「本当の魅力」

その他ちょっと気になったところ:

・充電方法
ヘッドフォンを送信機に置くだけなのですが、どうおいたらいいかがよくわかりません。結構外しますね。クレードルみたいにすっと端子がくっつくような仕組みだと良かったです。

・ボリュームのつまみ
一度調整すればほとんど調整する必要はないですが、手探りでは位置がわかりにくいのと、ダイアルが小さくて薄くて回しにくいです。もっと大きく、厚いツマミにしてクリック感がほしいものですね。+、-のデジタルでもいいんですけれども。

・入力切替、音楽効果切り替え
まあ仕方ないのですが、切り替えスイッチは送信機側にあるのでいちいちテレビまでいかなきゃならないです。イヤならもっと高い機種買うしかないですね。

とりあえずこの価格ならこんなものでしょう。強くはオススメしませんが、まあ候補にどうぞ。