今週の名セリフ。
カガリ「こんな指輪の渡し方ってないと思う」
ハロを送られるよりマシでしょう?
そういう意味ではアスランも成長したねぇ。ひゅーひゅーだよー、見ている方が恥ずかしいぞ。
さて今回はさらりとSEEDキャラがぞろぞろと出てきました。マリュー・ラミアス、虎(バルトフェルド)、アークエンジェルのメカニック(コジロー・マードック)が中盤に、そして最後の方でキラ、ラクスの熟年引退夫婦が子供十人連れだってきてます。あまりにさらりと出てきたのでDESTINYから見た人には気付きにくいでしょうが、実際そんなものなんでしょう。マリューの作業服姿はSEED第1話を彷彿とさせますね。
ストーリー的にはカガリは一応オーブの代表となってますけど実質上傀儡になっていて、実権はユーナ親子に握られていること、そのユーナ親子によりプラント相手に開戦しようとする大西洋連合とオーブで同盟を組んでしまうことなどついに大きな戦争への序曲が始まります。そんななか「プラントの情勢が気になる」とかいって、のこのことプラントへといってしまうアスラン。きっと帰って来れないんだろうなあ、新しい女作ってしまうんだろうなあ、オープニングをみるとラクスもどきとルナマリアがカマかけるんだろうなあと心配極まりないです。カガリは殊勝に待っているんでしょうかね?
さらに心配なのは、主人公とされているシン。シンが主人公にも関わらず、その影が薄いのはキャラクタの描写に厚みがないというか、歴史がないというか。結局両親妹を目の前で亡くしたトラウマだけで今まで持ってきてしまっていて、それ以外にまったくエピソードがないんですね。カガリにつっかかって声を荒げるくらいしかなくって、それも基本的にはトラウマベースなので膨らましようがない。一方でアスランはSEEDのときにはダブル主人公であって、ユリウス7で母を亡くし、幼馴染(キラ)は敵になっていて、友人のニコルはキラに殺され、挙句に自爆でキラを殺したと思って自責の念にかられ、元婚約者のラクスを殺す指令をもらったり、父親には撃たれて殺されかかったり、ラクスはキラにとられたり、父親は目の前で殺されたり、SEEDでは踏んだり蹴ったりもいいところですな。それだけのエピソードがあるから言葉にも重みがあるし、心情も推し量れる。でもって女性ファンサービスでシャワーシーンですか。そりゃキャー、アスラーンにもなりますね、一体どうなっているんだDESTINY。
引退ボケ老人になりかかっているキラとラクス(こちらは天然ぶっているだけだが)の今後の活躍にも期待がかかるのだが、そうなると益々シンの影が薄くなってしまいますね。あぁ心配心配(^^)