今日はEP3シビックの競技車を試乗してきました。
グループ4:秋の大感謝祭(11/13-14開催)
以前サーキット仕様を少しだけ運転させてもらいましたが、今回は生粋の競技車です。EP3シビックでは珍しい、レースベース仕様。エアコン、パワーウィンドウ、プライバシーガラスレスです。イマドキクーラーがないんですよ。私もS2000の前は約10年ほどエアコンありませんでしたけどね!(^^) カーステもありません。いや、最近はカーオーディオというんですかね。カーナビもありません。カーナビの代わりに助手席にはナビゲーターとラリーコンピュータ(ラリコン)は装備するようです。
ストリート系と競技車の大きな違いは駆動系、サスペンション系の強化でしょうか。目に見えない部分に手がかかっています。サスペンション、エンジンマウントのブッシュが強化ブッシュに変わっています。駆動系でいえば強化クラッチ、LSDが装備。そして今回のEP3シビックの目玉はファイナルギアの交換です。なんとギア比が6だそうです。六です。ノーマルは4.764ですから、割合にして21%ほどローギアード化されてます。そんなギア、どっから持ってきたのやら・・・(^^; 普通はせいぜい5とか、割合だって数パーセント程度なのですが。そこまでギアが細かいとギアの耐久性が心配されます。
さてこのファイナルギアのおかげで、ただでさえパワーのあるK20A 215馬力エンジンがさらにパワフルに感じます。ハイカムに入ったときの吹け上がりのカルさ、まるでクラッチを切って空ぶかしをしているかのような吹け上がりで加速していくのです。これには本当にびっくりしました。エンジン、排気系はノーマルだってのに、まるでチューニングエンジンかのようです。
やっぱり競技車はいいですねえ。やる気にさせてくれます。ちょっと気になったのはアイポイントが高い点とペダルが高いところですかね。