まずは話を聞こうじゃないか

本屋の新刊コーナーにライブドア堀江社長の儲かる本と並んでおいてあった本です。

まずは話を聞こうじゃないか―社長!社員のホンネをつかんでますか?
今野 耕作


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京王エージェンシーのエライ人のようです。さすがは京王線沿線の本屋さん。
さてこの本ですが、ざっと見たところ一番気に入ったのは

奥さんに内緒でお小遣いが増えるボーナス

というシステムです。根底には「給料が安くちゃ、やる気が出ない」という概念があって、いかに社員のココロをつかまえ、やる気を引き出すかを重視してます。そこで提案していたのがこれです。結局サラリーマン、仕事をしているのは奥様ではなくって旦那様なわけです。しかしいくらボーナスが増えたとしても、お小遣いが増えるわけではありません。これではある意味家庭内共産主義になっていて、頑張ったかいがないというものです。そこで提案していたのは、基本給は家庭用の口座、そしてボーナス分(成果や能力にあわせた加給、変動制)は旦那様の口座に直接入るというものです。画期的。すごいやる気でそう。

まあ、そこで旦那様の口座を搾取されてしまったら元も子もないですが。家庭内奥様絶対君主制ですね。怖い怖い。