機動戦士ガンダムSEED PHASE-03(第3話)崩壊の大地

今回はバッチリ録画できました。こうでなくっちゃ。

さて、今回のトピックは「コーディネーター」です。

フラガの何気ない言葉で出てきた「コーディネーター」。すでに第1話の解説とおりの内容ではあるが、今回は主人公キラ・ヤマトがそのコーディネーターであることが明らかとなる。そして、第一世代、つまり両親はナチュラル(普通の人)ということも。

ここでキラが「コーディネーター」だから、あっというまにOSを再構築(第2話)させることが出来たわけだという。これが彼をより戦争へと巻き込まれる要因となってしまった。

本来Gシリーズのパイロットは全員死亡、さらにフラガはモビルスーツの訓練を受けてない上、ナチュラル用OSでは「のろくさ」しか動けない不完全な兵器なのだ。つまり、ストライクを実線投入するにはキラが書き換えたコーディネーター用OSとパイロットはコーディネーターが必要なのだ。そして地球軍にはコーディネーターはいない。そこでキラがどうしてもストライクに乗る必要が出てくるというわけだ。

ここのへんは良く出来ていると思う、というのも、こういったロボットアニメでは必ず「なぜ主人公がロボットに乗るのか」という理由付けが求められるからだ。ガンダム以前では、なんちゃら防衛隊の隊員でこういった非常事態を予想して訓練していた特殊な人というのがほとんどであったが、ガンダムにおいて民間人が始めてロボットに乗るというbig challengeに成功した。21世紀のファーストガンダムを標榜するガンダムSEEDにおいて、この命題を課せられたのはいうまでもないだろう。かくして、キラはストライクを引き続きのるハメとなった。

さて、コロニーに突入した変態仮面クルーゼのMSジンだが、ストライクのランチャーストライカーの攻撃により被弾し、コロニーにあいた穴から脱出していく。その後再び要塞攻撃用装備をさせたジン3機を出撃させる。ミゲル、オロールともう一人だ。さらにキラかどうか気になって仕方ないアスランが命令を無視して出撃する。

アークエンジェルはというと、わざわざ「地表とシャフトにはあてるなよ!」という命令を下すのだがそれは無理ってもの。ボガーン、ドガーンとシャフトにばんばん当たってしまう。そして予想通り「しまったーーー(by フラガ)」の声とともにコロニーは崩壊

フラガ、おまえがトドメをさすか(笑)

避難民のシェルターはそのままパージされて救命ポッドとして射出されてしまう。これが後々災いの元となるのだが。

おっとそういえば西川貴教が声優をつとめたミゲルはこの戦闘でさっくりと戦死。合掌。アスランとキラは対峙したままコロニー崩壊で宇宙へと放り出されてしまう。

来週はどうなるのか?中立のコロニー崩壊させて、ただではすまんだろう・・・