Energy Crisis

asahi.com : 社会: 柏崎原発、平沼経産相が安全宣言 首都圏電力危機回避か

なーんだ、回避されちゃうのか。せっかくUPSとか調べていたのに。

これで良かったね、で議論を終わらせずにもっとエネルギー問題をきちんと継続的に考えていかなければならないと思う。今回の件は2つの側面があり、ひとつは東京電力という電力会社の問題、そして国のエネルギー政策。東京電力としてみたら、あくまでも商売なのでたくさん電気を作って、たくさん消費してもらうのがいいに決まっている。それは企業倫理として当然のことなのだ。企業とは利益を出すための共同体であるから。

一方国民が納税、教育、勤労の義務があるが、国はその税金を有効に使い、国民生活を保障する必要がある。エネルギー政策は電力の安定供給という国民生活のインフラの部分で非常に重要な意味を持つ。

一度よく考えたいのが、人間の豊かな生活とはなんなんだろうということ。電気をつかい、冷房使って、ガソリンまいて車乗り回す消費文化が果たして豊かな生活なのだろうか? 豊かな生活と電気を消費する、化石燃料を使うことが一致しているとは思えない。

節電節電といくら叫んでも、誰も冷房を止めないし、冷房の設定温度を上げたとしてそれが節電に効果があるなんてダレも思ってないし。昔冷房はなかったが、今では室内はおろか、電車の中、車の中、地下街、地下鉄まるごと、すべて冷房されている。冷房とは温度を下げるものではなく、(効率悪く)温度を移動させるだけのものであるから、どこかの温度が下がったぶん、どこかの温度が上がるのだ。それが室外。エアコンの室外機から高い温度の空気が排出される。そうなってどんどん都市部の温度は上がっていく。実はエネルギーを使って、温度を上昇させているのだ。これが豊かな生活なのだろうか。

夏は仕事を休んで、冷房なんていらない涼しい場所で生活したいなあ。それが本当の豊かさってもんじゃない?