洗車道

本日は久々のかなり真面目な洗車をしてみました。ここに、私の洗車七つ道具を一挙公開。

洗車とは、女性の洗顔・メイクと考えかたは同じです。老廃物を落とし、メイクアップをする。いくらメイクしても、以前のものが残っていたりすると、綺麗になるはずがありません。基本は老廃物を落とすこと。そして綺麗な状態から薄くメイク(ワックス)をする。これがポイントです。

まずは右側から、シュアラスターカーシャンプー。もっともピュアなシャンプーで、売り文句はワックスも落とさない。十分にボディに水をかけて、あわ立てたシャンプーを綺麗なスポンジで洗います。

おっと、スポンジはどう動かしてますか?円を描くようにしてはいけません。ボディに対して前後または左右に、2方向に動かすこと。円を描くと傷がぐりぐりとついてしまいます。2方向に動かす場合も、行きだけスポンジをつけて、帰りはスポンジを浮かせるのが理想です。なぜならば、このとき圧縮されたスポンジは戻り、そのときに傷のもとになる砂利や微細な汚れをスポンジの内部に閉じこんでしまうからです。でも実際にはかなり疲れる作業なので、2方向ともつけたままにしてますが・・・(^^)

スポンジは3つを使い分けます。1つはルーフ、ボンネット、トランク、ボディサイドの上部。2つ目はボディサイド、フロントバンパー用。最後のひとつはボディ下部、リアバンパー用です。理由は簡単で、下側を洗い砂利を含んでしまったスポンジで、傷が目立つボンネットなどを傷つけるのを防ぐためです。

ボディを拭き上げるのには、写真一番左のセーム皮(天然、合成)がよく水を含んでよいです。これも万が一のことを考え、2種類(ボディ上部と下部)を使い分けるのがよいでしょう。が、自分は省略中。

さて、シャンプーでは十分には綺麗になりません。たいていの場合、水垢が残っています。そこで使うのが、水垢おとしです。水垢おとしは「コンパウンド(磨き粉、マイクロパウダー)」を含まない石油系のものがボディに優しくよいです。これで水垢を綺麗に落とすことが出来ます。

これでも十分なのですが、実は塗装面には微細な鉄粉が刺さっています。手で触ったときに、ザラザラしたり、ワックスをかけて拭き上げる時に小さな黒い点となってしまうものです。これは「ダストクリーナー(トラップネンド、ネンドクリーナー)」(写真手前、中央)で取り除くことができます。使い方は水をボディにかけながら、やはり前後、または左右方向に往復させます。するとあら不思議、ボディはつるつるに。

さあ、ここまで来たら、ワックスをかけて良いでしょう?

いや、まだあるんです。それは「継ぎ目」です。バンパーとボディ、ウィンカー、ウィンドウウォッシャーノズルなど、スポンジや雑巾でとれない汚れが残っています。継ぎ目は「綿棒」で綺麗にします。また、外せる、ウィンカー、ウォッシャーノズルは外してから綺麗にします。

上記の下準備が出来てから、ようやくワックスをかけます(^^)
ワックスは本当はカルナバロウのシュアラスターがよいのですが、最近は面倒なのと、車が中古ですでに磨き傷がかなりついていたため、写真中央の「鏡面ワックス」を使っています。これはマイクロパウダー入り(コンパウンド入り)で、磨くと綺麗になるという触れ込みです。本当は傷つけない状態を維持するのが理想なのですが、、、まあ仕方ないです。このワックスのいいところは安いこと1000円くらい、確かに綺麗になること、ふき取りが楽です。前出のカルナバロウもふき取りが楽で輝きがいいのでそれに戻れればいいんですが。

ワックスの拭き上げには、ネル布が最適です。目が細かく、ワックスをきっちりとふき取れます。私が使っているのは、シュアラスターの製品です。ワックスが残ると、そこに汚れが付着して汚く見える原因にもなりますし、固着してとりづらくなってしまいます。ワックスの基本は薄くぬり、綺麗にふき取ることです。

まあボディはここまでやれば十分でしょう(^^) あとは、ウィンドウとオープントップのケアです。ウィンドウはスーパーレインXを使っています。このスーパーレインXはうたい文句のわりには性能が出てないのと、ふき取りが従来の「湿った雑巾」から「からぶき」になり、乾いた雑巾を用意しなければならないので、できれば他の製品にしたいところ。サイドミラーにはスプレー式の撥水剤をためしに使ってます。これは凄い強力で、本当に雨粒をよせつけないのですが、サイドウィンドウには雨粒が残ってしまうので、結局少し見やすくなったなあという感想です。サイドウィンドウもこれくらい雨粒が落ちればいいのでしょうが。

下の写真は、その他のカーケアグッズです。オープンカーのソフトトップ、リアスクリーンのクリーナーや、本皮シートのクリーナー。そしてタイヤの空気圧をケアする大事なエアコンプレッサーとエアゲージなど。

さて。今日はダストクリーナーまでやって、磨きあげてみました。さらに時間があったのでウィンカーを外そうとしてみたところ、、

バキッ

という音がして、中のバネの役割をしている部分のプラスティックが割れてしまいました(涙)昔の車であれば板バネが入っているところが、それすらもプラスティックの一体成型、当然劣化してくれば割れますよ。あーあーしかも一体成型だからウィンカー本体全部じゃないですか。これを機に、マイナー後のホワイトにしてみるか??いや、そういうことじゃないだろう。

疲れた上に、また破壊してしまった・・・