私の父の話。
今話題の転勤内示、当時は3日前というのが当たり前で(官公庁は今もそう、時間かけて育てた担当者がいなくなるのでゼロリセット、いつも困る)、ドタバタと引っ越しをしていた。そのため私の生まれは香川県、その後熊本、長野、そして神奈川と小学校にあがるまでで4箇所、平均赴任期間は2年以下。
そんな様子だが、神奈川はやけに長い。転勤がなくなったのかなーと思っていたが、大人になったある時きいたら。
「ああ、あれ、転勤断った」
ん?
「支店長が気に食わなくて、仕事をボイコットしてたら転勤させられようになったけど子どもの教育環境を考えて居座った」
んんん?おれたちのため?
その後神奈川から東京本社に転勤になり、その配属先が人事部。配属されてまずやったことは自分の評価を調べること、そうすると全社員のなかでワースト3、その下一人は退職、もう一人は犯罪か何かで懲戒だったらしい。実質トップか?
「道理で給料は安かったけどな!(笑」
そりゃそうだろう。なのでまあ自分や息子がそんな感じになるのもうなづける。