うなぎの減少とあぜのコンクリート化は相関があるのだろうか?

「あぜをコンクリートで固めるのは自然破壊ではないか?」→「日本住血吸虫症 地方病でググれ」→ウィキペディアの記事が感動的だった - Togetterまとめ

地方病 (日本住血吸虫症) - Wikipedia

以前ちょっと調べた畔のコンクリート化。その理由は明らかで風土病の撲滅のために行われたもので、これはとても大事なことなのですが、ふと気になったニュースが。

九州の川でいなくなったはずのウナギがとれるとのこと。

で、それをみた父が、家の前の畔でもとれてた、みたいなことをいうわけです。え?

確かに私も幼少のころにみた畔、直線でいわゆる用水路で周辺の水田に水を送るためのものだったのですが、そこは清流でメダカなどの水棲生物がたくさんいて、道端に出てはそこでずっと観察していた覚えがあります。

ところがいつしかコンクリート化されたことや、まわりの水田がなくなってしまったことなどから用水の用途がなくなり、水はにごっていつしか水棲生物も見なくなりました。

その畔にウナギがいて、仕掛けをつくって幼少のころにとっていたと父はいうわけです。穴に入り込む性質があるので仕掛けを埋めておくとそこに入っているので、次の日にとれているのか見に行くのが楽しみだったと。

そしてとれていたら自分でさばいて、適当に砂糖醤油をつけて蒲焼にしていたというのです。

自然観光、生活環境の変化と、うなぎの減少はよくわかりません。そもそも生態がまだ明らかではないというのもありますが、エサにしていた水棲生物があぜのコンクリート化によっていなくなり、うなぎも畔から消えてしまったのではないかと思った次第。

とりあえず備忘録として。

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