城ケ島までドライブ、だったのは昼ごはんまで。早々に解散した後は子供の希望によりレンタサイクルでサイクリングです。
三崎港でご飯たべて城ケ島まで来たのに、レンタサイクルを借りるために三崎港まで逆戻り。「うらり」で自転車を借りました。
そしてその自転車を借り、再び城ケ島へ。いったりきたり、しかも橋は高い! さすがの勾配に子供も根をあげていました。
マグロ漁船が通れるようにということですが、結構な高さがあります。昭和35年完成。
富士山を望む城ケ島の西側。
海岸線沿いはかなり危険です。落ちたらタダじゃすみません。怪我必至、今日は波が少ないのでいいですけど、太平洋に面しているので普段はもっと波が荒いです。
サイクリングから遊覧船へ
さて帰ろうと自転車にのると、後ろからおじいさんの声が。
「船に乗らんか~、二人で1500円」
なぬ、なんか安い。その昔この城ケ島の遊覧船は DAISUKIという番組で、飯島直子が船にのったのをみてから憧れていたものの、乗る機会には恵まれず。即座に「のろう」と決断。
腰の曲がったおじいさんが船に案内してくれます。
看板も船頭さんも、船の年期の入ったもの。これであの荒波へといくのです。
御機嫌の子供。
さてある程度いったところでUターンすると1500円、城ケ島を1周すると2人3000円でどうしよう、となったときはこちらも即断で1周コースへ。せっかくきたのだから堪能しなくては。
船頭さんが名所を案内してくれるので、ただ船にのるだけではなく非常に興味深いです。例えば、
太平洋側は強い風が吹き続けるので背の高い木がほとんどはえず、生えても曲がったままになっていること。
渡り鳥がとまっている岸壁は人間が近づけないので鳥の楽園になっている。ただヒナを育てられないので暖かくなると三陸まで移動してヒナ生んで育てて、寒くなるとここに戻ってくるということ。
白いのは鳥のフンでできた色だそうで、綺麗なんだか、汚いんだか微妙です。
造船所、補修ドックではマグロ船が綺麗に塗りなおされていました。一旦漁にでると冷凍庫が満杯になるまで、短いときで1年、長いと1年半ほど帰ってこないとか。満杯になると喫水線ギリギリまで沈み込みます。漁場は1カ月ほどかかる場所ということなので、まあベーリング海のあらくれ野郎とかの世界で大変なお仕事です。昔、マグロ漁船で一攫千金という噂がありましたが、今はそんなに報酬は高くないのかな。
こちらは学生の乗る練習船、数カ月かけてハワイまでいってかえってくるとのこと。
こうして1周コースを十分堪能しました。
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サイクリングするにはアップダウンが激しく、路側帯もないのであまり走りやすくないですが、交通量もさほどないので、まあまあかと。
またレンタサイクルはヘルメットの貸し出しはなかったので注意が必要です。
自転車自体は新しめで、フレームもギアもしっかりしたものでなかなか走りは良かったです。アップダウンが多いので、できれば電動アシスト付が嬉しいですね。
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